通常2D字幕。
“原爆の父”ロバート・オッペンハイマーの伝記映画。
今年のアカデミー作品賞受賞作品。
日本以外では去年の夏頃に公開されて大ヒットしたものの、日本では原子爆弾というセンシティブな内容からかなかなか公開が決まらなかった作品。
でも中身は反戦だ反核だとかいうより1人の科学者オッペンハイマーの苦悩や葛藤といった感じ。
ただでさえ難しい内容なのに180分あるし時系列いじってるしでだいぶ頭を使う。
予習してなかったらパンクしてたかも。
というか後半はちょっとパンクしてた。
トリニティ実験のシーンとか結果はわかってるのに結構ドキドキした。
ドイツ降伏後の「まだ日本がある」っていうオッペンハイマーの発言は開発したいっていう科学者のさがよね。
結局その後罪悪感に苛まれるわけだけども。
オッペンハイマーの幻覚で被爆する女性はノーランの娘さんみたいで。
アインシュタインが出番が多いわけではないのに割と印象に残る。
ストローズが聞けなかったオッペンハイマーとの会話がこの映画のひとつの謎だったりするし。