最高最高最高でもずっと音スゲ〜〜……
あくまでオッペンハイマーという科学者の伝記映画であって、原爆映画、反戦映画というジャンルではないことを念頭に置いて観るべき
また、ホロコーストをナチス側から描いた作品でよくある気がするあちらさんにも葛藤があったんだよ〜💦加害者もわたしたちと同じ人間なんだ💦映画でもない それで終わらないのが超良かったな〜〜〜！！！
同年代の子の中で一番夢に原爆出てきてると思う それくらい原爆の被害については関心を持って生きてきたけど、政治・科学の面を真剣に考えたことは無かったな〜〜 ＋ 一般文系学生の高校日本史・世界史知識未満の状態で観た
「原爆の父」としてオッペンハイマーの名を知ってるくらい
（人生初IMAX 感想
爆発音苦手なの忘れてて死んだ
情報の整理と同時に音恐怖の処理をやることになってマジでヘトヘト 内容が内容なので普通に心理的過負荷もあったけど疲れすぎてその後の予定すっ飛ばして直帰した
IMAXはもうこれきりでいいな……）
こんなに目かっぴらき続けた3時間人生で初めてですわ
戦後の詰問パート結局整理しきれんかったなー；
マジで隙がなさすぎる映画 セックス以外
セックスシーンいる！？？？
私も揺れたいわ……でセックス開始するの、ってオイオイオイ〜〜！☝️💦になった流石に
まあ神話引用した有名なやつ入れたかったんだよねとは思いますが……
そういやノーランさんの描く女っていつもステレオタイプな"女の不愉快さ"そのものみたいだったけど、今回違ったなー（実在人物だから軽減された？）
奥さんが詰問されるシーンで、共産党員は二つにわけられるということか？という質問に上品に失笑を含ませて返答するところめっっちゃ良かった
ちゃんとオッペンハイマーのことを夫として、男として、科学者として、リーダーとして、お前逃げるなよちゃんとしろよ誠実であれよという姿勢なのが良かった
そういう役回りが必要という話で、彼女が正しいと言うつもりは無いというか、言えませんが……
女性周りの話が責任という点で本筋とも繋がってたのが良い
科学者は先が見えるから未来を恐れる、そうでない人間はそれが見えないから実際に見せないとわからない
科学者は予言、政治家（使う側）にはそれがわからないというボーアの指摘
発見されてしまった時点で開発競争に参加せざるを得ないし、勝たなければならない ナチスでは駄目
星の話 今はまだ人間の生活には関係ないことだけど……
リンクのさせかたがずーーーっと綺麗すぎる 惚れ惚れ
慧眼にして盲目
晩年アインシュタインとオッペンハイマーの会話シーン良
ここはわりと創作味強そうな空気あるけど、アインシュタインの立場わかりやすくて良いな〜
あるシーンの真の意味がラストになって判明するやつ大好き
晩年の名誉回復についての忠告のパートをちゃんと挟むのが良すぎる すべてのバランスが完璧かも
物理学はすべての集積 物理学者なら誰も彼も無関係ではいられない 降りられない
受け取らない 受け取らせる
初見ではストローズがどういう立ち回りをすべき人なのかを掴むまでに時間がかかってしまったな〜
もう一度見たら聴聞シーンをもっと楽しく観れると思う（そうかな） いやストレスフルなシーンには変わりないと思いますが
→もっかいみた！普通に政治が不得意なのでやっぱりむずかった でも楽しくみれたよ
★投下後の演説のシーン流石に傑作すぎる
靴を踏み鳴らす音
立場、頭と口の解離
閃光、無音
皮膚、炭化、被曝
見返す時は爆音に怯えることもないのでじっとりと感嘆できる その時が今から楽しみなくらい本当に良いシーンだった
→してきた！！！最高〜〜〜〜〜！！！！！
人生で見てきた実写映像の中で最も良いものだったかも
炭化したなにか……を踏んづけるところ、あんなに一瞬なのにゾワワワワワ〜……と
すごいよ
★聴聞会のラストパートにもスピーチの時のような描写がある
これも最高なんやわ
あの時とは違って頭と口は一致している
冒頭の科学イメージ映像めーちゃくちゃ良かった ノーランさんのお家芸 今回は真に現実の話ということもありさらに良く見えた
ヒトラーは量子力学をユダヤ人の学問だと捉えているから、民族への憎しみのあまり量子力学への支援をろくにしないだろう だからドイツには原爆の開発競争に勝てる という説おもろ
罪
原爆開発を主導したオッペンハイマー、世界を滅ぼすことを恐れたオッペンハイマー
被害状況を映していたであろうスクリーンから思わず目を逸らすオッペンハイマー、賞賛の声のなか被害状況を幻視するオッペンハイマー
すべて実
イノセントだったなんてことはない 見えていただろう
ただ国家に忠実だった
栄光ある（晩年それを回復した）科学者として落とすわけでも悲劇の殉教者として落とすわけでもなかったのが良かったなーマジで
人生てこうでなくては
