まむみ

オッペンハイマーのまむみのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

やっと観れた〜〜〜〜〜
映画館でクリストファーノーランの映画を鑑賞したのは初めてなので、やっと歴史に立ち会えたようでめちゃくちゃウレシイ。

IMAX上映が一昨日でラストだったので全然ギリギリアウト。でももしIMAXで観てたらトリニティ計画実行のシーンや足踏みのシーンが脳裏に焼き付いてトラウマ化してただろうから、通常の大きめスクリーンで観るくらいが私には向いてるなと思う。

トリニティ計画実行のシーン、光の後に爆音が来るのが文字通り「ピカドン」だなと思うなどしました、これがノーランさんの解釈なのだなあと。

1番最初の雨粒の波紋が最後の地球の様子にまで繋がっててウワ〜〜と思った。

人物の欠落をしっかり描くことで人物像がうまく掘り下げられていて、現実味が滲んできてすごくよかった。

昨日大学の講義でちょうど「安全保障のジレンマ」とか「国際関係におけるアクターとは誰か」について触れたところだったのであまりにタイムリーすぎたなあ。

無音の使い方がすごく印象に残った。
あと時系列散らすの好きだね〜〜ノーランさん〜〜登場人物も多くてついてくの大変だったけど見応えあってよかった。

あと妻優しすぎる何事❓残酷な現実を全て受け入れてなお全力でフォローする(+信念貫いて最後握手ガン無視する)のかっこよすぎて痺れた。いい演技。

今この映画が公開されることに価値があるなあとつくづく思う。この映画の続きは私たちの人生そのものなのよね。
まむみ

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