ラ………ラミマレックとデインデハーンめちゃくちゃ良くなかった………?!
罪悪感云々というのは観てるこっちは特に何の感情も湧かなかったな。演説で聴衆の顔が焼け爛れていく場面は、もう誰かが言ってたと思うけど、ああして白人に照射しないとことの重大さが伝わらんのだろうなと思う。
そしてこれはオッペンハイマーの(ほぼ)一人称映画で、当然ながら限られた視野で見えるものだけが映る。研究開発者でありながらも兵器の使い方に口を出せず、安全保障について話し合う場から閉め出され、原爆投下を一般の国民のようにラジオで知った。しかしこれが広島長崎に何があったか映像で映さない理由になるか?
後半は赤狩りを題材にした映画でよく見る風景になっていく。原爆だけがテーマの話ではないんだなという漠然とした印象を受けた。
あとセックスシーンはなんか偉い人から言われて無理に入れたんか?と思うくらいだったんだけど一体なんだったのかあれは……
ここ切って広島長崎にする選択肢はなかったんか? という。あと演説の場面で出てくる熱傷(ぽいもの)、私の記憶にあるいわゆる原爆もので見た熱傷とけっこう違うなとも思った
ロバート・ダウニー・Jr、本人の役解釈でストロースを「サリエリ」と言っていたのでそういう前提で観てたところがあるんだけど、なるほど確かにというか、なんか……戦略的なキャリアチェンジだなと……カムバック以降のスターイメージは圧倒的にモーツァルトかオッペンハイマーの方だったでしょう
冒頭の湖の場面がストロースの「「全て」」なんですよねもう。あそこに入れないんだよね……
いやマジで全然喋らないけど突然めっちゃ喋り出すラミマレックすごい良かった 私がいい役者を探しているプロデューサーだったらラミマレックのスケジュールを抑えたいと思った