やっと観れたよ、オッペンハイマー。もちろん劇場で。
普段は最後列から俯瞰したい派なんだけど、ノーラン作品はなぜか前列でスクリーンに飲み込まれたくなる。
ダンケルクが壮大なる地上戦&時間の線を描いた作品だとしたら、こちらはあれだ、教室と会議室で繰り広げられる舌戦頭脳戦心理戦で時間の幅が描かれている気がする
彼が生み出した装置が世界を変えてしまった、という史実に基づいたこの作品自体が映画史を変える文化的装置になり得るのでは、、
とはいえ、音と光の使い方がとにかく秀逸で文字通り飲み込まれたし、そう遠くはない過去がこの現代と連綿に続いてることを改めて実感した