このレビューはネタバレを含みます
アカデミー賞を総なめしてる理由がわかった。
豪華な俳優の皆さんの演技にしびれるし、音楽や映像、衣装、メイク全て、この仕事に誇りを持ってる人たちなんだろうなっていう気持ち。
トリニティ実験の時の爆発の映像は恐ろしい物を観てるのに目が離せなくて口が開きっぱなしだったと思う。
オッペンハイマー聴聞会のオッペンハイマーがどんどん追い詰められていく時の音楽が、観てるこちら側の不安も煽るような音楽でずっと冷や汗かいてた。
最後の、あの時に2人が何を話してたかわかるシーンでアインシュタインが言ってた「君のためじゃない。自分たちのためだ。」ってところものすごく鳥肌だった。
この話は過去の話だけど、今私たちが生きてる世界の話であって、これから先の未来にも続くんだなって。唯一の被爆国民として観る日本の人たちと、世界の人たちでは感じ方が変わる部分があるのかな。