例のお行儀悪いネットミームで劇場鑑賞を見送り。
アマブラで配信が始まったら吹替も日本語字幕も無し。
つくづく縁がないなぁ、と思ってましたが、とにもかくにも話題作。お正月にようやく観ました。
第二次世界大戦下、アメリカの極秘プロジェエクト〈マンハッタン計画〉に参加することとなった天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーの半生を描いた伝記映画。
第96回アカデミー賞7冠。
クリストファー・ノーラン監督作品。
2024年180分🇺🇸🇬🇧
僕が本作を遠ざけていた一番の理由、最も懸念していた日本に関する描写については、充分に誠実な配慮がなされていたように感じました。
これがダメなら日本下げメッセージを巧妙に忍ばせて、世界発信している某国のインチキプロパガンダ映画なんか予告すら見れるはずもない。
ノーラン作品は難解なイメージの物が多く、好きなものは好きですが、駄目なものはとことんダメ。
今回は、充分一般向けな感覚で最後まで興味深く鑑賞出来ましたが、理解が追い付くには複数回視聴が必要と感じました。
面子に拘る狭量な小人物として描かれた敵役ルイス・ストローズ。
第96回アカデミー賞壇上での尊大な振舞いを鑑みるに、ロバート・ダウニー・Jrの起用は最適解だったのかもしれない。