このレビューはネタバレを含みます
北欧神話やヴァイキング伝説を元に撮られたストーリー、試写会に当選して鑑賞。
ヴァイキングムービーのコナンザグレートをオマージュしたシーンだったり、シェイクスピアのハムレットの元になったデンマーク伝説のアムレートをベースにしていたりと色んな元ネタや伏線は上映後のトークショーで知りました。
…が正直内容は薄い。
出演者にはイーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、ビョークなどがいるけど殆どがショートタイムの出演だけで、キャストとして名を連ねて予算を抑えながら映画の見栄えを良くする印象造りの方法最近多いよね。
北欧訛り？の英語セリフを最後まで演じたニコール・キッドマンは素晴らしいけど、冒頭のシーンでこの王妃は夫の大鴉王や息子王子を愛していない事が伝わってストーリー展開が8〜9割見えてしまって非常に残念。
めちゃくちゃ残虐なシーンがあるかと思えばそうでもなく、戦闘シーンも迫力に欠けるものばかり。
ファンタジーにも圧倒的なバイオレンスにも振り切れてない曖昧な後味になりましたとさ🎬
