クリムゾンキング

ヘル・レイザーのクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

ヘル・レイザー(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

みんな大好き苦痛の伝道師「ピンヘッド様」が性懲りもなくパズルボックス「ルマルシャンの箱」を解いたバカな人間に「お前も痛いの好きなんだろ〜?ほらほら〜♡」と一方的にハードSM(なんて生優しいレベルじゃない)を強いてくる人気シリーズ最新作。

女性のピンヘッドということで公開前は物議を醸したし初代のインパクトが強いので本当に大丈夫?と思ったのだけどこれがまた中性的でありそれでいて底の知れなさのしっかりあって心配は杞憂だった。
そもそも原作(魔道士/ヘルバウンド・ハート)だと「少女のような声をした」云々という記述なのである意味この解釈は正しいのかも。

ただ雰囲気はしっかりあるし「ドーン!」という恒例の鐘の音もあるしいいんだけどちょっと長すぎない?と思った。
あと30分は削れない?

それと終盤にかけてエンジンかかってきて最後は修道士に魔改造されるシーンで終わっていいんだけど全体的に血の量少なくない?

多分この映画観てる人ってストーリーとかそっちより修道士の美しくもグロテスクな造形とグロテスクゲロゲロなSMショー()を楽しみにしてると思うよ?と思ってしまった。

だけどそんなこと言いながら近年のリブート系では割と面白かったので、少なくともあと30分短ければ、、、と思ってしまった。