あさり

明けない夜とリバーサイドのあさりのレビュー・感想・評価

明けない夜とリバーサイド(2021年製作の映画)
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どの画面も特徴的なので、話の途中で何度かに分かれて挿入されるが違和感がなかった。それには河川敷とか夕陽とか陽当りのよい三階以上(に見える)部屋とか、鑑賞者に印象づけやすい画面が保てるロケーションも一役買っている。
登場人物が時間を追って変化するのがわかりやすく、それがいわゆる成長だったり、そうでなかったりするのがよい。結婚ってなんですか?と考えさせるのに選んだ職種が本当にぴったりだと思った。
登場人物たちが何らかのコミュニティの一員であることを意識させられた。言葉にしてしまうと簡単に聞こえるけれど、そういうのを構築するのって時間がかかる。最初に出てきた謎解きと現在地点(2019年?月)がラストまで効いていてよい。
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