日本初公開の韓国のファンタジーSF作品。
金持ちが生きる”ビル”と貧しい者が生きる”ハチョン(下村)”に分かれている世の中。
金持ちの世界に生きるユジであったが、家計は火の車で貧しい下村に逃げたいという想いを抱いていた。
ある日、竜巻が起こり、”ビル”と”下村”が消えてしまう。
気が付くとユジは弟と一緒にトラックに乗っていた。
車は生存者の集結地へ向かっていたが、その途中で原野に浮かぶ球体を見つけ........
ヒロインを追う実験的な方法で作成された作品で韓国の格差社会を描いている。
すべてのことを我慢してビルで生活することと、身分相応のハチョンで生きることのどちらが幸せなのかを問いかけている。
とはいえよく理解できずに残念。
韓国人だと理解しやすいのかな?
2021.11 コリアン・シネマ・ウィーク2021にて鑑賞(字幕)