ごろり

四畳半タイムマシンブルースのごろりのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

森見登美彦先生の原作小説は読んでいないし、「四畳半神話大系」のアニメも観ていない、アニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」と映画版「サマータイムマシン・ブルース」は観ているという状態で鑑賞してきました_(:З」∠)_
これは大傑作ですね(;//́Д/̀/)ハァハァ
話の内容自体はほぼ「サマータイムマシン・ブルース」と一緒、ロケーションを京都にして「四畳半神話大系」の世界観を上手く混ぜている感じですね_(:З」∠)_
「四畳半神話大系」を知らない人でも全然わかるようにできてるし(知ってる人は小ネタがわかるところもあってより楽しめる)、元の「サマータイムマシン・ブルース」がめちゃくちゃ面白いのでかなり楽しめました!!
1番楽しめるのは「四畳半神話大系」を知ってて「サマータイムマシン・ブルース」を知らない人か両作全く知らない人かな_(:З」∠)_

映画版「サマータイムマシン・ブルース」にもあった時系列の辻褄合わせがとても気持ちいいし、タイムマシンによる時系列の複雑化を今作でもしっかりと作中でわかりやすく説明してくれるので難しいのが苦手な方でも楽しめると思います!!

「サマータイムマシン・ブルース」になかった要素(多分、「四畳半神話大系」からの要素)として、基本的に主人公 「私」の一人語り(ナレーション)で物語が進行していきます_(:З」∠)_
この「私」の一人語り、言葉選びが秀逸でリズムが良くて、落語を聴いてるかのような気持ち良さがありますね(;//́Д/̀/)ハァハァ
西尾維新先生の作品 「物語シリーズ」を連想した方も多いんじゃないかな??
なんか日本語っていいなって思わせてくれました_(:З」∠)_

そしてイラストレーター 中村佑介さんがキャラクター原案、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが主題歌という完全にわい得な人選(;//́Д/̀/)ハァハァ
アニメ「四畳半神話大系」、アニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」でも森見登美彦×中村佑介×ASIAN KUNG-FU GENERATIONでしたよね??
この3組はもうテッパンですね(;//́Д/̀/)ハァハァ
「夜は短し歩けよ乙女」は湯浅政明監督作品だったのでかなり癖強めでしたがww
中学生ぐらいから好きなASIAN KUNG-FU GENERATION、そのアジカンのCDジャケットのイラストを担当していた中村佑介さん、彼の描く少女と動物の組み合わせや色使いが生み出す独特な世界観に魅了された人は大勢いるはずです_(:З」∠)_
今作でも女の子が本当に魅力的すぎる(;//́Д/̀/)ハァハァ
ヒロインの明石さんがとにかく可愛い(;//́Д/̀/)ハァハァ
森見登美彦×中村佑介×ASIAN KUNG-FU GENERATION 奇跡のマッチングですね(;//́Д/̀/)ハァハァ

原作小説も読んでみたくなったし、アニメ「四畳半神話大系」を観てからまた今作を観てみたいです(;//́Д/̀/)ハァハァ
9月30日から3週間限定の劇場公開でもうすぐ終わってしまうし、上映してる劇場が少ないですが、かなりオススメの作品なので観に行ける方は是非!!
「四畳半神話大系」,「サマータイムマシン・ブルース」両作を知らない人、かなり楽しめると思います_(:З」∠)_
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