このレビューはネタバレを含みます
映画館で見て良かった。追加料金払ってDolby Atmosで見て良かった。
そう思える作品でした。
以下ネタバレ含みます。
ライブシーンを長めに取られていたにも関わらず、ストーリーの切り貼りに違和感はなかった。演出の中で切り落とされた原作のストーリーがフォローされている等、漫画原作の映画の中でも、脚本が光ってるなーと感じました。
ライブシーンの演出については、音楽が聞こえる漫画を映画化する意味があったというか、視覚と音楽が溶け合うようないい演出だった。
全体的に光の表現というか大の輝きに照らされている観客の顔が印象に残りました。
ユキノリだけライブに出るシーンの会場が違ったから違和感があり、原作と差があったので、事故のシーンからのラストの演出までご都合主義に感じず個人的には自然と受け入れてました。
このあたり脚本家と原作者でどんな話をしたのか気になります。
ただ、最初の猫のシーンは思い入れの深いシーンのためか、捉え方に差があったのが少し残念だった…もう少し凛とした空気が良かったのではないかと思った。
後はすぐ気にならなくなるんですが、所々3Dアニメにかなりの違和感が…。最近他アニメでも似たような演出があり違和感を覚えることもありますが、それにしても笑ってしまうシーンがありました。
どうやら、演奏シーンにかなり苦労されたようで、いい映画なだけに勿体なかったかなと…。
見たあと口コミ調べると一番に出てきたので笑ってしまった。
総合的にはそんなマイナス面吹き飛ばすいい映画でした！
このままシュプリームも、映画化してもらってハンナのベースを劇場で聞かせてほしい。
最後に平さんの声イメージ通り渋かった。
