私にはこの作品のよさを表現する語彙の持ち合わせが全くありませんが、
しかし序盤からして内臓を突き上げてくるこれは何?
長ったらしい生い立ちの説明なんぞはすっ飛ばして、
とにかくそこにいる個人同士のやりとりが、
その人となりと関係性を説明してゆく。
あとはつべこべ言わずに演奏をさせて、
掻き回される内臓と脳みその視覚化。
伸縮や色の広がりや雫、反射、暗点。
これは間違いなく映画館じゃないとダメだし、
本当にそのかっこよさとライブ感に心酔した。
個人的には東京のかっこよさが好きで、
あんまり行かない東側行きたくなった。
あんな気取ってる雪祈すらバイトしてて、
うまくなることに貪欲なのが熱いし、
本当にもう言語化するのが野暮ったく感じるすばらしさ!
まったくノーマークだったけど、
評判信じて行ってよかった!
年間ベスト級!