いやーこれは絶対に劇場で観るべきやったと大後悔…
神童✕秀才✕素人 そんな三人衆がそれぞれの葛藤を乗り越え殻を破るスポ根青春モノ
最近だと「ちはやふる」「蜜蜂と遠雷」が近いかな
なおかつ今の若者が日本でジャズをやることの敷居の高さ、閉鎖的な世界、カビくさい現実を見せつけられた感もあって、本当に抜かりがない
デイミアン・チャゼルよろしくクライマックスに全てを注ぎ込むプロットだとは百も承知だけど、予想を越える熱量に痺れた
漫画では絶対に伝えきれない、音も動きも表現も真っ直ぐに作り上げられていて、上滑りしている部分もあれど、音楽を扱った漫画を映像化する意義が100%達成されていると思った
ただ、間を詰めて劇場版で済ませるより、ちゃんと10話分の尺で作ったほうがよかったなぁとも思うし、「THE FIRST SLAM DUNK」クラスの傑作かと言われればそうでもないかも。