じぇいらふ

やがて海へと届くのじぇいらふのレビュー・感想・評価

やがて海へと届く(2022年製作の映画)
3.3
今をときめく若手女優のダブルキャストとのことで。大いにときめこう❤️と思い笑。中川作品初観賞。

引っ込み思案の真奈は、大学のサークル勧誘でたまたまいっしょになったすみれと親友になる。自由で明るくかっこいいすみれにあこがれる真奈。大人になり、すみれは一人旅で突然行方不明になる。。。

感想は、、、なるほどそういうことですか‼️な感じです。構成に仕掛けがあり、最後まで観るとあれやこれやがすべて伏線となり、最後に繋がる様に出来てます。そういう意味では、見終わった後大いに関心はしますが、以上の感動もないかなと言う感じ。

2大若手女優、岸井ゆきの、浜辺美波の競演は、最初ほとんど岸井ゆきのばっかやんか⁉️(ゆきのさん好きですが😆)と浜辺ファンは憤慨するかもしれませんが、ちゃんと後半出てくるので我慢しましょう笑。中川作品は初めてですが、女優を綺麗に、魅力的にに捉えるのは得意な感じで、大いに2人を堪能できます。顔のとらえ方。横顔、正面がいいですね✨

アニメパートがありますが、これも謎めいてていいです。意味は最後まで観るとわかります。

311東日本大震災に相当寄せてますね。原作を知らないのでわかりませんが、311や、女性同士の友情?恋愛?いろいろ出てきますが、どれも深掘りしないのでちょっと捉えがたいです。結局は、世界は片面でしか観てない~というのが、この作品の一番のテーマであり、同時にそれ以上でもない感じです。やっぱり構成で唸らせる作品ってのは最近ちょいちょいありますけど、この監督の場合はそうで無い方がいいような気がします。他の作品も観てみないとですな。