ちゃな

やがて海へと届くのちゃなのレビュー・感想・評価

やがて海へと届く(2022年製作の映画)
3.9
大きなテーマとしてある『喪失』
誰もが"いつか"経験するものと思う。

いつ・どこで・だれが・どうして これらは
全てその人の中でしか答えはないし
自分じゃない人の人生に関しては
いい意味でもそうでない意味でも"想像"でしかない。

けどその"想像"の中でその人を想いやり、
愛があるなら失ったものばかりじゃないと思う。

すみれは不思議な人に見えたけど
それは真奈から見たすみれであって
遠野から見たすみれとはきっと違う。
そして、すみれから見た真奈はすみれにしかわからない。

自分の意思がない母に嫌悪感抱くすみれも
自分の意思にない選択したように見えた。これもまた私の想像でハッキリとは描かれてないけど。
すみれもまだ長い人生の"最中"にいたのやと思った。

『世界の片面しかみえてないと思う』
やからこそ沢山みる努力をしたいね。
ちゃな

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