このレビューはネタバレを含みます
良かった!しっかり泣かされた!!
終始ジワジワと泣かせてくる。
でも無理に「お涙頂戴」な演出してるわけではない。
実話だから結末はわかってるんだけど…
思ってたよりも史実に忠実で、でも映画としても見応えあって。良かった。
主要キャストが良い。5人とも良い。
実際には遺書を記憶したのは6人で、山本幡男さん本人が覚えてほしいと言ったとか言わなかったとか…(違ったらごめんなさい)
でもストーリーとして、それぞれの状況と手紙が重なって泣かされた。。。
病気になったニノさんがゲッソリしてるのが迫真で、声出すたびにこっちが苦しくなりそうだった。
桃李くんも役作り?なのかガリガリに痩せてて、相変わらず正常じゃなくなった風の目が怖かった(←賞賛してます)
贔屓目だけど、ケンティ良かったよ!!!
最後の寺尾聰さんは、前にドラマで山本幡男さんの役をやったから、だったのかな?
考えさせられることが多い。
プロモーションが長かったのも納得!
見るのが痛くて辛いシーンが何度もあるけど、実際は映画で表現しにくいようなより悲惨なこともあったんだろうなーって想像すると余計に心が痛い。。。
隣の女性は、夫の死亡通知が届いたあとて北川景子か号泣するシーンで嗚咽してました。
私の涙腺ピークだったのは、クロが追いかけてきたシーン(←これは実際にあったエピソードらしい)
ただ…この話は知らなくても、満州〜シベリア抑留の予備知識か全くない人は「?」多くてストーリー入ってこないんじゃないかと。。。
その反面、戦争の映画って、どうしても戦時下の激戦地だったり空襲だったり原爆だったりが舞台でテーマになってるものが多いから、これを機に8月15日以降も各地で続いていた戦争について知る人が増えるのは意味のあることだな、と真面目なことを考えたりしてました。
二宮さん、松坂さん、映画の中で定期的に戦地に行かれてますが、今回もお疲れ様でした。
すごく体力使う仕事だったと思います。