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希望の街の一のレビュー・感想・評価

希望の街(1991年製作の映画)
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アルトマン的な群像劇の中を漂うロバート・リチャードソンの撮影素晴らしい。有色人種と白色人種そして市民と公権力の軋轢と対立を描いたスパイク・リー顔負けの今日的な政治劇で、思い返せば『ベイビー・イッツ・ユー』にしても『ブラザー・フロム・アナザー・プラネット』にしても『メイトワン』にしても、ジョン・セイルズは移民や有色人種や労働者の話を作り続けてきたのだった。VHS画質だと夜のシーンが黒く潰れて勿体ないのでブルーレイで出してください。
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