2022年の磯光雄監督作品。全6話が一気にNetflixで配信され、前半3話が前編にあたる。
宇宙旅行が身近になった近未来、地球生まれの子どもたちが日本製宇宙ステーション「あんしん」に招待される。そこで出会ったのは月で生まれた子どもたち。事故によりステーションに取り残された彼・彼女らは時には衝突しながらもAIロボットや様々なデバイスを駆使してこの危機を乗り越えようとする。
『電脳コイル』以来15年ぶりとなる磯光雄監督SFアニメ作品ということで期待値はMAX。手の甲に印刷するフィルム状スマートデバイス、宇宙用車椅子、避難設備、近接通信、知能制限されたAIロボット、体内インプラントなどなど、SFファンにはたまらないガジェットやディテールがどっさり。
キャラクター良し。中2くらいの少年少女が持つ独特の"うっとうしさ"が適度に表現されていて愛着が持てる。作画も良し。よく動くし、いろんな角度のアングルは無重力状態を体験してるかのよう。磯作品らしく作品内世界の用語が遠慮なく飛び交うけど、ストーリー自体はいたってシンプル。
後編への期待を膨らませた前編。ED曲が印象深い。＞【地球外少年少女 主題歌】春猿火 #18「Oarana」【オリジナルMV】 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=PZgW9ZmB150&t=162s
https://twitter.com/syuhei/status/1487585933247787009
