好感の持てるホラー映画でした🎵
ショック演出を効果的に配して飽きないが、グロいシーンはほとんど無いし後味もスッキリです😆
心霊要素が強めなジュブナイルサスペンスで、最初は頼りなく見えた主役の少年が話が進むにつれてどんどんイケメンに見えてきます。こういうのって良い映画の条件だと思いますね。
こういう程よくまとまった佳作を観ると、ちょっと物足りないくらいが丁度好いなって気分になります。
作家の菊地秀行氏が昔読んだホラー短編集の解説で、恐怖は一度きりで良いんだ。怖い場面をだらだら引き延ばすのは野暮ってものだと、ホラー短編の醍醐味を語っていて印象に残っています。
この映画はモダンホラーの帝王スティーヴン・キングの息子ジョー・ヒルの短編「黒電話」が原作ですが、正に切れのある短編小説をさくっと読む感じで観賞できる作品です⭐️
