ホーガン

ブラック・フォンのホーガンのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.9
舞台は1978年、少年が主人公、心霊と予知夢という超常現象の重畳設定、この要素の組み合わせは完全にスティーヴン・キング原作じゃないの?って思って原作者を見てみるとジョー・ヒルとなっている。あれ、違うのかなって思うとなんとキングの息子さんじゃないですか。まあ原作は短編でオリジナルの要素が多分に加わっているようだけど、映画制作側も完全にキング原作を意識しているよね。なんか納得。

伏線とその回収が心地良く、まるで「サイコゴアマン」のクソ妹のような粗暴な妹が最高!

悪役として期待していたイーサン・ホークは、ほとんどマスクを付けていたためにその魅力は半減。ただ、上半身裸でマスク姿だけで椅子に座っている姿はインパクト大。これを見たら少年は挑戦したく無くなるよね。
キング風青春ホラーとしての完成度は高く、しっかりと最後まで楽しめました。
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