茸のうち

デューン 砂の惑星PART2の茸のうちのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

念願の先行上映IMAXレーザー!至福の時間でした!

2年間待ったかいは確実にあったと言えるクオリティ。しっかり前日に1作目を見直したかいあった。このレベルのSF大作をリアルタイムで体験できる時代に生きてるのありがたい。

そして相変わらずハンス・ジマー神による極上のサントラを堪能できる。音響含めて重低音ゴリゴリなので、IMAXだと劇場が震えるレベル。まさにシネマエクスペリエンス、映像体験!

本当にゼロから星、人種、宗教といった世界観を映像で描き出すのって、原案ありきでも本当に難しいと思う。これだけ重厚な世界観構築できるドゥニ・ヴィルヌーヴ様一生ついていきます。冒頭のサーダカーが崖登るシーンとか画角としてもかっこよすぎる。

さらに世界観はもちろんだけどキャラの良さとキャストの豪華さよ。1も相当豪華だったけど、今作エゲツなさすぎる。まさかアニャ様をあんな一瞬しかでない役で起用してるとは思わんかった。個人的にイチオシのガーニィはとりあえず生きててよかった&死ななくてよかった。

当然だけど脚本も怒涛の展開。ポールの復讐劇は惑星全体を巻き込む戦争へ。 2時間40分超濃密なのでずっと画面に釘付け。究極の没入感。
ポールはいわゆる予言の子タイプの主人公だけど、母親含めて安易な救世主思想ではない危うさもあるので、色んな意味で驚かされる。
スター・ウォーズもジブリも影響受けてると言われる意味が理解できました。未来も過去も見えて主人公に底知れない畏怖すら感じさせる展開は進撃とも似てるかも。諫山先生も影響受けてたのかな。

すでに3作目脚本執筆してるらしいので、ワーナーのGoサイン待ちなのかな?いつまででも続き待ちます!

全然原作知らんけど次作は諸領家が争うGOT的展開だと嬉しいです!
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