PART 1 に比べて一気に分かりやすく面白くなった印象。やはり1 でプロットや登場人物背景を丁寧に、かつ素晴らしい美術デザインでしっかり描いたからだろう。（そのせいでストーリー的にはそんなに進まなかった…）
2 は直ぐにポール・アトレイデス（ティミー）の“成長物語”として走り出す。
それも分かりやすく、伝説的/血族的な政治闘争の“酋長となる”ために、若き領主が大人（皇帝）になっていく物語として…。
そこに存在感たっぷりの敵役フェイド＝ラウサ（オースティン・バトラー）が狂気的・魅力的に絡み抗争が激化していく。
もちろんチャニ（ゼンデイヤ）とのロマンスも花が咲き、母（レベッカ・ファーガソン）の血筋としての政治的暗躍により、終盤は悲劇の方向を予感させる。
という…おもしろ要素・ヒット要素満載のスタームービーであり、引き続き美術デザイン面も完璧でコアなSFファンも満足出来る、まさに「スターウォーズⅤ 帝国の逆襲」の如き“金字塔”的作品でした。
熊本にも早く IMAX上映シアター作ってくれ〜
