圧倒的な映像とスケールで描かれる過酷な砂の惑星。そりゃ大画面で観たいですよ。
いってしまえばありがちな復讐劇(原作的に考えればむしろこれがはしりなのかも？)をみっちり丁寧に描いた約3時間。
主人公が信頼を得ていく過程をある種の宗教的な要素を入れているためかどこか怖くもあり、ゼンデイヤとの恋路と交えてティモシー・シャラメの演技力が光る光る。試写で観たらしいトム・ホランドくん落ち着かなかったろうな。
一応のメインヴィランであるフェイド=ラウサが素晴らしい。
出番は長くはないもののインパクトは抜群。妙に耳に残る「フェイド=ラウサ‼」のコールも相まってマッハで名前覚えました。
てっきりPart2で終わるものかと思ってたんで、3部作らしいと聞いてびっくり。まだスケールアップするというのか……。
