このレビューはネタバレを含みます
最高。
1作目はほぼ世界観の紹介だったから、2作目はストーリーも面白くないとな〜〜とか思ってたら（何様❓）ほんとにストーリーも面白かった。
時間経過のスピード前回の5倍くらいだったね❗️❓❓
「砂漠の海越えて夜明けまでに帰ってこい」て言われた次の瞬間何ヶ月か過ぎてたし、数カット後にはポールの目がスパイスに晒されすぎて青くなってるくらい時間経っててビビった。
原作未読、他監督のDUNEも未履修なので展開が読めなくてドキハラしっぱなしだった。綺麗な映像音響で楽しむジェットコースターかて。
ほんとに世界観が好きなので、観てる途中何度も「まだ終わらないで…」と願う自分がいた。3時間でも足りないよオーーー‼️
亡くなったフレメンから水分摘出してsacred waterとして貯めておくシステム、すげ…どれくらいの人の分あるんだあの水…でその泉が千カ所以上…❓すごすぎ
それがハルコネンに破壊されて瓦礫の下に埋もれてくの悲しすぎた。切ねえ。無念。
てかハルコネン式花火おもろすぎて笑っちゃった。ベチャ‼️‼️‼️やんあんなん
こういういろんな星のいろんな文化を見て刺激が得られるのも、設定が細かいDUNEシリーズならではだなあとしみじみ思った。
だからこそ、DUNEを観てると映画体験というより異世界旅行のように感じるのかも。
あとベネ・ゲセリットの1人がしれっと「ハルコネンの血筋確保しました」て言うてんのびびった。しかもポールの妹と同じ女の子だし。これもし生まれたら親の仇巡ってポールに楯突いたりしてめんどいだろうな〜〜〜。
そして妹、アニヤテイラージョイなんかい‼️これは今後めっちゃ表に出てくるやつ。
ポールのお母さんあんだけストレス（トラウマ）抱える場面遭遇してるのに流産の気配すらないのやっぱベネ・ゲセリットの修行積んでるだけあるな…て感じ。
1作目で既に砂虫信仰（❓）が少し芽生えてたんだけど今回めっちゃ砂虫でてきて嬉しかった。
やっぱり恐ろしいしスゴいし、ちっちゃいと少しかわいい。畏怖の念を抱かざるを得ない。
アトレイデスの旗ふりながら大量の砂虫が皇帝のとこに押し寄せるシーン最高すぎて泣いた。
砂虫に乗ってる人目線のカメラワークもめちゃくちゃ嬉しかった。乗ってみたいと思ってたので。
ピューちゃんのマスク、動くたび金属のヴェールが揺れてキラキラいうのが好きだった。
衣装多種多様でみんなすごすぎ。
ゼンデイヤ演技うまいな…と改めて思わされた。ポールの政略結婚の話を受けて左目が痙攣する感じとかめちゃ良かった。
シャラメ様も負けてなかった。1作目はずっと健気な少年だったけど、今作はめちゃくちゃ太い声出るようになってていい対比になってた。
「レトは心で支配しようとするから抹殺した」ってよ…そんな悲しいことがあるかい…恐怖や力で支配しなきゃダメってのか…
レトさんほんとにいい人だったんだなという感じ
エンドロールに載ってたBGMのタイトルの一つに「ハルコネンのスパ」て書いててあの黒い液体に入るのスパなんだ…と思って笑っちゃった。どういう液体なんだろうあれ。
あまり細かい説明がないままストーリーがズンズン進んでいったので、今後みんなが何考えてたかゆっくり明らかになっていってくれたらなと思う。
特にポール、なんで政略結婚をヨシとするんだい❗️愛する者の幸せも考えてくれ❗️「何があっても愛してる」じゃ足りねんだって❗️報告じゃなくて会話して❗️
それでいうと、
ポール「（チャニを見る）」
チャニ「（しかめ面）」
の流れがやたらと多くて面白かった。いや会話しろて。
とにかくそれはいいとして、ドゥニさん、最高な映像をありがとう。ハンスジマーさん、最高な音をありがとう。この映画に関わったみんな、最高な体験をありがとう………
追記: may thy knife chip and shatter!のとこで最近英語文学の授業で習ったthyが出てきてなんだか嬉しかったです。それだけ。
