父、戦友、すべてを策略によって失った主人公ポール。砂漠の民フレメンと手を組み、ハルコンネン家、そして帝国に反旗を翻す。
上司にこれはIMAXレーザーGTで観るべきと勧められ、観て参りました。
…これはIMAXレーザーGTで観るべきでした。迫力ある映像そして音響。素晴らしい映画体験ができました。
内容としてはPart１よりもダイナミックで見応えがあり、面白かったです。３時間があっという間に感じました。闘技場のシーンのあの白と黒の世界とか、映像が何かとかっこよすぎます。あとポールもかっこよすぎます。
SFだけれども、中世的な雰囲気があるのも前作に引き続き面白かったです。奇襲はするけど、決闘はちゃんと儀式的にするんだ、みたいな。
ただ、救世主としての自覚を持ったポールは果たして本当に救世主なのでしょうか。スティルガーの狂信者ぶりや、暗躍するお母さん、皇帝の娘と結婚する発言(しかもチャニの前で)、未来のビジョン(人々が苦しんでいる姿)のシーンを観て、これは良い方向に向かっているのだろうか？…と。信じるって、宗教って怖いなと思ってしまいました。
Part3も決定したとのことで、より続きの展開が楽しみです。
