“香料を制したものが世界を制す。”
もうパート1が4年前なのね…。朧げだった目的や相関図も結構序盤で全て思い出せるのは、ドュニ監督のストーリーテリングの上手さなのかな。前作も感じた映画館で観て本当に良かったと思う体験再び。細部まで拘ったビジュアルと音楽。
今回は特にあり得ないほどシームレスな空中浮遊、サンドワームライドに挑戦するシーンの緊張感と躍動感がたまらなかったな…。近未来なのにガジェットのアナログ感が残る戦闘機や武器のデザインも含めて世界観が最高。フローレンス・ピューやオースティン・バトラーなどの新キャラも続々登場でちょっと情報過多だったのは否めないけれど、最初2部作と言われていたのがしっかり3部作で制作してくれることになったのは嬉しい(これ以上凝縮されたらたまらなかったから(笑))
ティモシー・シャラメとゼンデイヤがちょっと浮くほどの脇役ベテランの存在感がやばいです。SFなのに演技合戦を観た。