Octobersky

カッコーの巣の上でのOctoberskyのネタバレレビュー・内容・結末

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

前情報全くなしで見たので序盤は何がテーマかよくわからなかったが、野球観戦をほんとは映ってないテレビでみんなでしたところから一気に引き込まれた

クルーザーのシーンではみんな確かに博士に見えて笑えた
そして海の上ではしゃぐ様子は屈指の名シーン
病院の体制的抑圧に対する自由の姿が確かにそこには見え、アメリカンニューシネマの真骨頂となっている

マクラーフィは周りを巻き込んでみんな楽しそう
病院ではなくマクラーフィのほうが治療を行っているように見える
その当時、なにか問題となる事件とか背景があったのかな

ラストシーンは感動的
非常に美しい原題の意味がようやくわかる

脚本も良く出来てるし俳優たちの演技は全員一級品だしさすがの名作

本作をわかりやすく万人向けに作るとAwakeningsになりそう

ブルーレイだといろいろ特典映像がついてるタイプなので借りるのもおすすめ

チーフモップに捕まるという未公開シーンでは、病院スタッフたちの横暴な態度が描かれており本編の理解を深める
ミーティングの後というシーンでは、電気ショックと手術の伏線が張られててこれはなぜ劇場公開版に含めなかったのか

メイキングを見ると、マイケル・ダグラスも製作にずいぶんと関わってるようです
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