このレビューはネタバレを含みます
良かった。
苦さ、苦しさが残ったので☆4.5。
ある男の生と死と友情の物語。
魂の熱の伝播って感じ。
ジャック・ニコルソン(マクマーフィ)のカリスマ性が光る。絶対関わりたくはないが、憎めないキャラ。
あそこで寝ちゃうんだね・・・笑
置いていけなかったんだね・・・泣
チーフ・・・漢。
ビリー・・・。
ロボトミー手術=彼を象徴する自由な魂(人格)の死が、辛い。一方で、チーフが彼の魂を受け取ったのは熱い。
ビリーは母親の支配のせいで大人に成りきれず(精神的自立が出来ずに)苦しみ死んだ、と私は受け取った。追い詰めたのはマクマーフィじゃなく婦長だろ。だからマクマーフィもキレたんだろうし。十分に成熟してるであろう青年の女関係に口出す、しかも入院させちゃう母親に引いた。まあ惚れっぽくて頼りないビリーはとても心配だけども。
チーフの役者さん、身長201cmらしい。デカいな。
当時はどうかわからんが、電気ショック療法のときは全身麻酔するらしい。良かった。じゃなきゃ虐待だよ。