“丈夫的秘密” 1960

身籠った貧しい愛人を、愛人と同窓生の裕福な妻が夫の不届きを知らず保護してさあ大変。

竹田敏彦小説&松竹作がベースの台湾語映画、東宝に学んだ林摶秋監督作。異様なユーモアの不意に炸裂する楽しさが、日本家屋で展開する不思議宇宙。

表情演技がほんと良い。🤯😱

りんはくしゅう作品ついに観れた…
最愛の子アイションだけが救いでDV旦那に殴られ心臓病と妊娠を併発する最幸薄女（ヒロイン）レーフンは親友チウビーの夫シウギーと（チウビーの）結婚前から関係を持っていたというドロドロメロドラマ。シウギーは罪悪感を終始抱えながら生活をおくるがチウビーに俺が言うから！とレーフンを抑えつつ結局心臓病で倒れているときにレーフンが寝言で発するという当時の台湾らしい（シンチー作品もそうだった）イカれた演出に会場大爆笑。
産んだ子供の親権は富豪チウビー宅へ、参拝の場面で我が子を抱えたシウギーチウビー夫妻と偶然出くわすがチウビーが遠慮しなくて良いのよってにこやかにレーフンに赤子を抱かせようとするの完全に感情がぶっこわれててどうかしてた。誰も感情移入できない狂気が孕みまくってる。結局DV男もラストにとってつけたように改心してて、観終わった後小ホールでて階段のぼってたらずっとブチギレてるジジイいて笑った。ニットワンピの右脇下がジップポケットになっててそこが財布になってる序盤のレーフンも笑った。機能性高い服だね

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