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ゴヤの名画と優しい泥棒のtenのレビュー・感想・評価

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)
3.7
面白かった!
今日本で発生している放送局との闘いがイギリスの60年前の出来事……と思うとだいぶおかしい。同じことしちゃってるんだ。これでいくと2060年にはNから始まる某局も75歳以上の受信料を無料にするかもしれないね。
ロビンフッドが現れれば。

ケンプトンが家族にいたらほんっとに面倒くさいことは間違いないし、ドロシーの気持ちもめちゃくちゃ分かるんだけど、でもあの人は憎めないよねぇ。そして周囲のそういう反応もたぶんドロシーには負担なんだろうな。
分析結果の「自負心が強いけれど文章能力はない」には笑ってしまったけれども。
webでよく見る人たちだ!

差別に抗議したときに、家族がそれを止めなければならないほど社会が歪んでいることが悲しくなる。自国の惨状も未だ似たようなものだから余計に。
差別されてた人が傍聴席に現れたときにはほっとした。

「嘘」がどれのことなのか後半まで半信半疑で見ていたから、答えが提示されてよかった。
それとケンプトンの戯曲上演情報もね!

あの国にはユーモアがあってとても素敵。
記者の検証とかが英国イメージ。
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    愛していたよ、梅田ガーデンシネマ。 タイトルを忘れた映画の多さに危機感を抱いて作り始めた備忘録。目下Clipは殆ど観た映画。随時Markへ移動中。幅広く色々観ているつもり。 カンヌ国際映画祭「ある…

    愛していたよ、梅田ガーデンシネマ。 タイトルを忘れた映画の多さに危機感を抱いて作り始めた備忘録。目下Clipは殆ど観た映画。随時Markへ移動中。幅広く色々観ているつもり。 カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に好きな作品が多め。 Susanne Bier監督のコメントに、自分の好きなものが腑に落ちた。