ちょうどいい

ゴヤの名画と優しい泥棒のちょうどいいのレビュー・感想・評価

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)
4.0
惜しいっ!4.3に近い4.0。

序盤からサワリにかけてがいささかくだくだしかった。

法廷での時には滔々と、時には当意即妙に応えるシーンは主人公の面目躍如と言ったところか。大岡裁きのシーンは出色でかなり見応えがあった。

主人公の言うとおり、絵画そのものには何の魅力もない。

絵画しかり音楽しかり。主観で賞翫するものは期待と予測で価値や評価が決まってしまうということを再認識。