レストランを舞台にしたワンカットのお仕事辛いよムービー。
のっけから完全にキャパオーバーのシェフの姿が痛々しくて見てらんねぇ。
人種差別とかSNSに支配された人間模様とか、要所でテーマを入れてくるのは巧い。
お客様は神様じゃないってはっきりわかる。何も飲食に限ったことではないが、金を払う人間が全て正義ではないよな。
ハッキリ上司に怒りをぶつけられるのマジスカッとする。
カメラが付いていく人物を入れ替えることで画がわりするし、裏側で準備ができる。カメラが映してないところにこそ醍醐味が詰まっているとも思える。
しかしながら、アラカルトそれぞれは美味しかったものの、物語上のメインディッシュがどれなのかよくわからないままゴール地点を見失って物語が閉じられた気がしてならない。終わり方が残念すぎる。
