Pnori

クラウディ・マウンテンのPnoriのレビュー・感想・評価

クラウディ・マウンテン(2021年製作の映画)
2.9
ディザスタームービーにしてはダメな奴が一人もおらず皆のヒーロー感がでしゃばりすぎてるけど、フラグが立つような危なっかしい人が全然いないので、とーっても安心して観ていられるお話。

まぁ〜次から次へと崩れまくる山々。
その度にコンピューターの崩壊シミュレーション予想が最悪の結果を叩き出すが、どっかで誰かだったり何かが味方をしてくれて奇跡的になんとかなっちゃう。

だから最後もなんとかなっちゃうんでしょ?と思っちゃうわけですよ。

シーンの繋ぎのほとんどが勇ましい音楽と共に繰り広げられる乗り物移動、救出準備、爆破準備の繰り返し。
何回も似たようなシーンを観せられて途中で飽きる。
CGと俳優の熱演は申し分ないので、そこがちょっともったいないなと。

悪人が1人もいないのもちょっとシラける。善人は超人親子に任せて、女部長さんはとことん暴走して欲しかったかも。

色々あったけど大団円で良かったね!…もいいけど、始終安心して観ていられたので何も残らなかったお話。
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