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ウーマン・トーキング 私たちの選択のmitoのレビュー・感想・評価

3.0
2023年65本目。
自給自足で暮らすキリスト教の集落。
そこでは女性達が日常的に性的暴行を受けていた。男達が街へ出掛けた2日間、彼女らは闘うか、それとも集落を去るか議論を行うことに…。

前情報を入れずに観ると間違いなくミスリードされる、それくらい、この出来事が現代の事件とは思えない内容。
自分も男性に虐げられていた女性達が自身の進退を決する会話劇を繰り広げる、というのは知っていたが、てっきり西部劇の時代の話だと勘違いしていた。

それくらい、この映画で起こる出来事が前時代的。
女性は文字が書けない、読めない(学ばせてもらえない)
自給自足で移動は馬や馬車。
で、極めつけは女性への余りにも酷い性的暴行の数々。

劇中で明らかになる事実に関しては何ともおぞましい内容なれど、映画としての盛り上がりはそこまで感じられず。
全体を通して見ると、そこまでハマれなかった。

ベン・ウィショーをあのポジションでキャスティングしたのはナイス。
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