サラリーマン岡崎

ウーマン・トーキング 私たちの選択のサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

4.5
途中でわかるこの舞台が「2010年」という事実が一番衝撃を受けた。
中世の話と思ってたけど、こんな直近にここまで恐れてたことが起きたとは…。

基本は女性たちが自分達を陥れた男性に対して、
自分達がどうするかを議論する場面が描かれる。
その間に描かれる少女たちの楽しげな光景がとても印象的だ。
本来は子供たちのように自由に生きられる社会があるべきなのに、
危険に犯されてる世の中になっている現実。
そこが、女性たちの話し合いの切なさを強めている。

そして、彼女たちが出した結論、
これが正解かわからない。
そして、綺麗事でもない結論。
でも、それでしか彼女たちがまだ今より幸せになれる道がないことも切ない。
ひとを傷つけてるのに、何も思わない輩が本当に憎い。