Jさんの映画レビュー・感想・評価

J

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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.9

拷問描写の印象を上回るインパクトが脚本に無く残念だった。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

2時間密室の中だけで物語を展開させるだけの工夫が不足しているように感じたが、自分が気付けなかっただけで実は色んな仕掛けがあったのかも!

主人公の人生は自分本位すぎるように感じ、共感できなかったけど、
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The Son/息子(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

いたたまれない。
観ていられないような話だからこそ、多くの人に観てほしいし、何かしらの一助になってほしい。

若干セリフが異なると思うが、
以下がとても心に残っている。

「愛では救えない」
「辛い。
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

良かった❗️
まあ、映画云々以前に原作が最高だから、当然面白い!という感じかな。
映像化することで音が入り、迫力を期待していたけど、大や雪祈が覚醒してるシーンは、不思議と漫画の方が迫力を感じられた。
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

そうきたか!
最高❗️

前情報無しで行って良かった😃
始まりから終わりまで興奮止まず。
「色褪せない」とはまさにこういうことだ。

○たまに原画のシーンを挟み、
 井上雄彦先生の画力を活かしたところ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

白人と黒人の物語だが、白人をアメリカ人でなく「イタリア系」に設定したことが、構成段階でナイス!!
同じ移民なのに何故イタリア人はさほど差別されない?それは白人だから!
第二次世界大戦中、日本人はアメリ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.6

2023年1本目!
俳優陣が全員素晴らしかった!!
メイクさんのおかげ?もあってかリアリティが増してた。

忘れてはいけない史実の一つ。
本作品内では、突然のソビエトが侵攻背景、スターリンについて、日
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.4

あまりにマイノリティーを描きすぎていて、共感することは難しい作品だった。

めちゃくちゃ押見修造タッチに感じる場面がいくつかあったが、これまた共感してくれる人いなさそう。笑

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

ただただかっこよすぎ❗️
日比谷の大きな映画館で観れて良かったー😂

オープニングの入り方から高まる。
オーバー50のトムクルーズとジェニファーコネリーが主演とヒロインで通じちゃうのがすごすぎ。2人と
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.1

個人的には、もっとソンガンホとその相棒の過去に焦点を当てたり、二人の心情を掘り下げてほしかったなあ。

捨てる側=シンプルに悪人というわけではないように描いてるのは是枝監督らしいけど、その社会的背景や
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

すっごい力強い作品❗️
久しぶりにドカンと感動しました。

子供って最強だなあと思った。
観客から笑いも涙も無邪気にさらっていく。

好きなシーンたくさんあったけど、特に上手いと思ったシーンは2つあっ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.3

まず、アンソニー・ホプキンスの演技が素晴らしすぎた。
セントオブウーマンのアル・パチーノを彷彿させるような迫真の演技だった。

そして、映画の構成がよくできている。
介護する側、される側両方の視点から
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

マ・ドンソク先輩の圧勝!!笑
シルエットだけで分かってしまう貴重なアジアン俳優だ。😃
腕がやべえ。
ハルクより太いんじゃないか?笑
アジアのドウェインジョンソンだ!

スマブラのキャラに出してほしいな
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.4

ウェス・アンダーソン調が、入口からがっつり描かれていて、上映開始直後から別世界に導かれた。
好きな人は好き。些細な描写がたまらなく愛おしく癖になる。

クリストフ・ヴァルツなど、事前に把握してなかった
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

主人公2人に徹底してフォーカスした作品。
2人の爽やかな笑顔がとても素敵。

変に泣かせにきたり、無理やりハプニングを作ったりしていなく、派手な演出もないが、素の感じでお洒落な雰囲気が漂っていた。
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

大好きな脚本。
こういう当初の計画が崩れて、予期せぬ方向に進んでしまう話はタイプだ。
松本清張の作品とか、ハンターハンターの王編とか!笑

スティーヴ・ヴシェミの顔いじりネタも最高。

ちなみにリメイ
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.8

とってもチャーミングな映画!

コロナ禍で上映されたことで、より親近感を得られるストーリー。

本作品では、ハンディキャップを抱えながらの恋愛が描かれている。もちろん、ハンディキャップは悲しいことだけ
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.9

色彩センス抜群のせいか、全く古さを感じさせない映画❗️
全体的にベースが黄色トーンで、大道具や小道具まで黄色多し。笑
きっと美術スタッフも優秀なのだろう。
他のウォン・カーアイ作品もそうなんだろうか。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

これは映画館で観たかった!

テレビ画面でも臨場感を感じることできたので満足。😃
主演のジョージ・マッケイが良い表情してたなあ。

色々、戦争映画を観てるけど、勝ち負けにこだわらない撮り方をしているほ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.5

前作観てないのに、自然に楽しめた。😃
予備知識もなく観ていたので、歴史をなぞっていてびっくり。

レイフ・ファインズは、ヴォルデモート役で世界潰そうとしたり、007のボンドをサポートしたり、本作で世界
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

3.7

フランス映画にしては観やすかった。😃
名付けて、松本清張風フランス映画。笑

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

とにかく、たけしと師匠の関係性がかっこよすぎる❗️
本作の魅力はこれに尽きると思う。

あと、柳楽優弥はさすがだなあ。
顔が、体が、一挙手一投足が柳楽優弥じゃなかった。たけしは存命の偉人だし、監督の劇
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.8

何この作品、、、
面白すぎる❗️

阪元監督作品はこれまでも鑑賞してきたが、テンポの良さに拍車がかかってた!!
そして、アクションのレベルの高さが期待を遥かに上回った。
007(No time to
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.3

ダニエル・クレイグお疲れ様!!
映画館で観れて良かったー😃

従来の007になかった展開でびっくり!
監督が好き放題やってた。笑
日系監督だからなのか、お面や畳など日本文化がちょくちょく入ってるのがワ
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.6

想像通り内の世界が描かれていた。
しかし、これだけ反響を受けている理由の一つとして、知るべき事実が知り渡られていないという背景があるのだろう。
これについては、メディアに携わる人は恥ずべきことだと思う
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

もっとコテコテのヤクザ映画を期待していたが、かなりポップで、少しがっかり。

マ・ドンソクの迫力は凄い。笑

終わり方が、新しい感じだった!
これは想定外で、良かった。😃

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.4

仲野太賀の悩んでる感って素晴らしい。表情が良いというのもあるけど、やっぱベースの顔がはまるんだなあ。

「大麻やめろー!」って言うシーンが1番好きでした。笑

最近こういう終わり方が邦画で流行ってきた
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CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.9

新感覚ゾンビ映画❗️
素晴らしい発想だった!!
シンプルにどんぱちやるゾンビ映画も好きだけど、(というよりゾンビ映画はそのイメージしかなかった)、作家性が織込まれている本作も良かった!

病気を理由に
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.5

山田孝之がプレイボーイを演じているレアな映画!笑

この映画観た時は、まさか仲野太賀がこれほど演技派俳優としてブレイクするとは予測できなかった!>_<

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

4.0

素晴らしい脚本❗️
前情報無く観て、途中で「あっ、これはずっと電話交換手しか映さない映画なんだ」と気づく。
製作費いくらなんだろ?
ジェイク・ギレンホールにかかる費用がほとんどなんだろうなあ。

しか
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.7

今泉力哉監督作品に出てくる登場人物とは、絶対気が合わないし、仲良くなりたいとも思わない、と感じていたが、本作品に出てくる登場人物とは友達になれそうと思えてしまった。笑
男たちの眼差しがとても好感。😃
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空白(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

憎しみ、罪悪感、絶望、孤独、八つ当たり、無関心、排他、汚染、偽善、捏造、、、、
人間の負の部分が散りばめられている。
その分、些細な優しさが暖かく際だって美しかった。

スーパーの店長と娘を失った父親
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.7

アードベックを飲みながら鑑賞していたら、全く同じアードベック10年が登場し、キアヌ・リーブスが飲んでおり、ささやかな感動。😆

この映画は友人のN氏に、勧められ鑑賞。
N氏は家族で鑑賞し、作中のとある
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

非常に感想を述べるのが難しい作品。
分かりやすく言えるのは、主要キャストの配役がドンピシャだった。西島秀俊は言うまでもないが、岡田将生は今後も期待大!!
三浦透子も原作のイメージから全く外れてなかった
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.5

作中では、貧困がクローズアップされ、貧困が主人公の絶望の一因となっているが、主人公を囲む大人たちに愛や思いやりが全然無いことが1番主人公を苦しめているように感じた。貧困の中でも愛ある大人ぬ巡り会えてい>>続きを読む

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