ジョン・カサヴェテス監督、初めて観ました。
映画を撮っているというより、普段の他愛のない男女の馴れ合いを気軽に撮っている、こなれた感じ。
新感覚!ベトナムの良さを十二分に感じさせる好印象の映画です。
過去を封印して淡々とする取り立て屋のユンは、ナイーブで多感な劇団役者のフンと出会い、影響し合う。
ベトナムの伝統歌劇・カイルオンの上演場>>続きを読む
落ちぶれた女優ベロニカ。
強者が弱者を食い潰す、この時代を表しているかのよう。
真っ白な部屋にミラーボールの光が反射する雰囲気、白と黒のコントラストが美しい。
ストーリーはシンプルでわかりやすく、観ていてほっこりします。楽しい映画⁇ゲーム⁇でした。
ジェネレーションギャップからか、親子とは面と向かって対話し、肌の触れ合いが必要だと思っているので、この親子関>>続きを読む
大のコーヒー好きです。
コーヒー豆は、宝石の一粒に等しい…
感謝して頂きます☕️
ウォン・カーウァイ監督、アメリカを舞台に。
売れ残ったケーキを食べ合う2人の関係が好き。微笑ましい。
ウォン・カーウァイ監督らしいムーディーな映像美と音楽。
トニー・レオン演じるイケオジと、取り巻く女たちのアンニュイな恋愛模様。
どの女優さんも品良いメイクとチャイナドレスが美しすぎる。
「花様年華>>続きを読む
ウォン・カーウァイ監督の「ブエノスアイレス」好きです。
その本編と、未公開カットと撮影風景がドキュメンタリー風に仕上がっていて、不思議な作品。
「ブエノスアイレス」気怠さの余韻。
芸術の都パリを舞台に、ジーン・ケリーとレスリー・キャロンの楽しいミュージカル。
ラストのセットを舞台にした華やかなダンスシーンは圧巻。
メリーゴーランドのように一方通行の恋愛物語。
今時の若者はこんな恋愛なのかな⁇
差し入れのアイスクリーム、気がききますね。
「悲しみより、もっと悲しい物語」に似た感じの余韻を残します。
ストレートな若者たちの感情に、昔を思い出しました。いいなぁ。
ベースは「シンデレラ」ですが、古典のシンデレラとはキャラが違います。
義姉にパンチ喰らわしてました、強い!!
シンデレラの更なる続編、3。
時代を経て、シンデレラも自己主張と行動力を備えた感じがします。
シンデレラに続編があることを知りませんでした。
結婚後のシンデレラは、変わることなく謙虚で万人に優しい方です。
この時代に、道ならぬ恋を描くとはハイカラです。
ヒロイン:ローラが回想する展開は、女性目線でより切なく、より美しく描かれています。昨今ではこんな不倫は皆無でしょうけど。
「アラビアのロレンス」のデヴィッド・リーン監督の名作。
戦争は人間を狂わせるのか⁇それとも人間はそもそも狂っているのか⁇
プライドと主義を頑として譲らないニコルソン、お上からの命令に服従する斉藤大佐>>続きを読む
「101匹わんちゃん」で予習してから、こちらを鑑賞。
クルエラは如何にしてクルエラとなったか⁇、が分かる面白い設定。
強烈なキャラと、並はずれたパンクファッションセンスが、カッコいい。
とても素朴な画風と色彩で、可愛らしい子犬たにち癒されます。大好きになりました。
やっぱりDisneyは心が和みます。
ムーミンというより、作者のトーベ・ヤンソンの人生の一部を描いたものです。
期待していたものと違いました。
相手を失って、雑にしていた自分の気持ちに気づく。
相手を失って、その失望感を言い訳にしていたことに気づく。
大人っていい加減、子供の方がずっと敏感でよく見ている。
大人たちは失われた過去を直視して>>続きを読む
作物が育つか育たないかわからない農地で、夫の夢である農業を始める韓国系移民の一家。
苦難が襲い、夫婦にも亀裂が…それでも生きていく…十字架を背負って歩くポールのように。
中東の砂漠を舞台にした壮大な物語。
無限に広がる地平線や砂嵐…過酷な自然環境で、戦いに挑むロレンスと男たちの迫力がとてつもない。同時に美しい。
アラブのために尽くし、心はアラブ人なのに、肌の白さと>>続きを読む
イギリス特有の陰鬱でグレーイッシュな雰囲気と閉塞感。満たされない心を持つエアリーとシャーロットの感情を表すかのよう。
二人の微妙な心のヒダが表現されてます。
普通の映画よりセリフも音楽も極めて少ない…行間を読ませます。
叔父さんとクリスの二人暮らしで、酪農を営む。もう何も会話しなくても通じる二人の呼吸と質素な生活。
クリスの優しさと叔父さんの懐の大きさに>>続きを読む
オリバー・ストーン監督、見応えのある映画でした。
リンカーン演説の一節
government of the people,
by the people, for the people
荒れ果てた花園を復活させることと、いとこのコリンを元気にさせること、
子供たち3人が力を合わせて前進していく姿がたくましい。
イギリスの美しい花々と風景が広がります。
マリリンは好きな女優の一人です。
このドキュメンタリーの真偽はともかくとして…マリリンの絶やさない笑顔の裏には、孤独と愛への渇望が感じ取れて、胸が痛いです。
ベルナルド・ベルトルッチ監督映画。
危ないまでに関係性が崩れた双子兄弟イザベル、テオと米国人マシューの退廃的で官能的な三角関係。
ベトナム戦争の1960年後半を舞台に、若者の映画論、音楽論、美意識、>>続きを読む