hirokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.6

英国首相の葬儀に参加するために訪れたロンドンで、アメリカ合衆国大統領とシークレットサービスが、テロリストに立ち向かうために大暴れ!
これだけの話だが、90分ほどに納めた上映時間が好印象。
アンジェラ・
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団地(2015年製作の映画)

3.6

藤山直美が出演する映画は久々に見た。
コントを見ているような台詞のかけ合いは個人的には結構楽しめたが、好みは分かれそう。
不思議なラスト(と感動)が奇妙な後味を残す。

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.8

宣伝通り、結末は予想できなかった。
上品なロマコメで、幕切れも鮮やか。

サウスポー(2015年製作の映画)

4.0

過去10年ほどのジェイク・ギレンホールの出演作を振り返ってみると、「エベレスト3D」以外は全て主演で、いずれも印象に残るキャラクターを演じている。
そして今回、彼の新たな代表作となりそうな熱演を見せて
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高台家の人々(2016年製作の映画)

3.3

過度な期待をしなければ、それなりに楽しめるコメディ。
こういう役柄は綾瀬はるかはピッタリだが、その他のキャストはテレビドラマなどでよく見る顔ばかりで、インパクトがあるとは言えない。

任侠野郎(2016年製作の映画)

2.0

特に映画館で見る必要性を感じない作品で、画面サイズがシネマスコープでなければ、テレビドラマと同じになっていた。
脚本を手掛けた福田雄一作品の常連俳優が何人か出演している。
意外だったのは、主演の蛭子能
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神様メール(2015年製作の映画)

3.2

独創的過ぎて、ついて行けない部分が多かった。
ただし役者はフランス映画でお馴染みの顔が多くて楽しめた。

スノーホワイト 氷の王国(2016年製作の映画)

2.7

前作の主役と監督が降板したことで、無理やり物語を作り出した感じが強い続編。
最近、この手の映画はあまり興味を持って見れなくなってきた。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

最初の40分はいつもの吉田恵輔監督。ほのぼのとした感じで映画は進む。
その後、タイトルが出てからの残り1時間は、手に汗握るという言葉がぴったりの恐怖劇。
数人の登場人物のその後が分からずじまいなのが、
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少女椿(2016年製作の映画)

2.5

モデルの中村里砂の女優デビュー作。予想はしていたが、他のキャストも含めて雰囲気重視なのか演技がまるでダメで、90分が長く感じた。
それでもさすがは人気モデル。映画館内はほぼ女性のお客様でした。

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

3.6

「ボウリング・フォー・コロンバイン」や「華氏911」など、アポなし突撃取材で有名なマイケル・ムーアだが、今回の作風は幾分マイルドになっている。
他国の有給休暇や教育制度など、良いところを盗んで(=侵略
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.7

韓国の「怪しい彼女」、中国の「20歳よ、もう一度」と作られてきて、2度目のリメイク。それでも結構楽しめた。
韓国版が登場したときは、とにかく衝撃を受けた。監督のファン・ドンヒョクは前作で、聴覚障害者の
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

この作品は予備知識なしで見たほうが評価が上がるかも。
前半50分、場面は舞台となる「部屋」の中だけに限られており、カメラも全く屋外に出ることがない。
この効果は絶大で、いよいよカメラが「部屋」から出る
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のぞきめ(2016年製作の映画)

3.5

ツッコミどころは多数あれど、若者たちが気軽に楽しむ分には十分に満足できるはず。
意味不明なラストや、ごく一部の出演者の演技に気になる部分があっても、全編通じて笑いの方向に持っていかなかったのは良かった
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見えない目撃者(2015年製作の映画)

4.0

展開がスピーディーで、最後まで飽きずに楽しめる。
目が見えなくなった主人公の想像を表現する映像が素晴らしいし、2組のきょうだい、2回登場する病院のお見舞いのシーンなど、2を意識した演出も、ヒッチコック
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.5

原作を全く知らない状態で鑑賞。
映画版だけを見る限り、結構楽しめた。
それはおそらく、映画の約半分を占める1988年のパートに出演する子役2人(鈴木梨央、中川翼)の演技がうまかったから。
感動の要素も
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恋人たち(2015年製作の映画)

3.6

あまりメジャーでない俳優たちを主役に据えて、生活感溢れる演技で最後まで見せる。
個人的に橋口亮輔監督の作品はあまり好みではないが、ユーモラスな脇役たちの充実ぶりもあり、長さは感じなかった。

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.8

イ・ビョンホンの演技を見るだけでも価値のある作品。
最初、登場人物が多いため名前が覚えられず戸惑った。だが、さすがはレベルの高いサスペンス映画を連発する韓国。
物語の面白さで130分があっと言う間だっ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.4

監督がつくり出す独特の世界に引き込まれた。
この作品はコメディーはコメディーでもブラックユーモアたっぷりなもの。
おかしな登場人物たちが溢れているが、笑えない人も多そう。

エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

2.7

昨年11月公開の「エベレスト3D」とは出来が雲泥の差で、がっかり。
終盤のファンタジー風の演出(私にはそう思えた)が違和感ありまくりで、コメディーかと思った。
20年ほど前、大ヒット作「学校の怪談」や
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友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

4.3

他人の恋愛のいざこざを眺める映画。
本人たちは至ってマジメ。でもそれを第三者が見ると、こんなにおかしいんだよということを見せてくれる。
何より台詞の独特の間が最高におかしく、それを見事な演技で表現した
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.2

競技かるたをスポーツ映画のようにエネルギッシュに描いた小泉徳宏監督はやはりすごい。
青春映画として楽しめるだけでなく、映画としても質の高いものになっている。
「タイヨウのうた」「ガチ★ボーイ」「カノジ
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Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

3.4

93歳となったホームズをイアン・マッケランが演じるのが興味の焦点。
ミステリー映画ではなく、過去に解決できなかった事件を振り返って自らを悔いる、という人間ドラマ。
家政婦の10歳の息子が登場するが、彼
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.0

試写会にて一足先に鑑賞。
タイトルは挿入歌「別れの予感」の歌詞から取られたもの。
いつもながら、是枝監督は日常描写の積み重ねで面白さを生みだしていくのがうまい。
阿部寛と樹木希林が親子を演じているとこ
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ザ・ブリザード(2016年製作の映画)

3.8

この映画の海難事故映像は見応えがあるが、主題はクリス・パイン演じる沿岸警備隊員バーニーの成長物語にあるかと。
「ラースとその彼女」やディズニー製作の「フライトナイト」や「ミリオンダラー・アーム」をもの
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ひつじのショーン スペシャル いたずらラマがやってきた!(2015年製作の映画)

3.5

セリフを一切使わず、動きだけで楽しませる手法はうまいが、「バック・トゥ・ザ・ホーム」の方が、物語の面白さや盛り込まれるギャグの量は上だと思う。

桜ノ雨(2016年製作の映画)

3.0

合唱映画として、物語の面白さは「くちびるに歌を」には負けるが、主題曲「桜ノ雨」は良い歌でした。

セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

3.6

見る前は、どれほどの駄作かを確かめるつもりでいた。なぜなら「わたしのハワイの歩き方」や「夫婦フーフー日記」を撮っている前田弘二監督作品だから。
ところが、最後まで退屈せず、結構楽しんで見れた。
薬師丸
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ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)

4.0

デイン・デハーンの器用さを証明する一作。
顔はジェームズ・ディーンに似ているとは思わないが、時々そっくりかも、と思う瞬間がある。
「エデンの東」と「理由なき反抗」を見ておくと、より楽しめるかも。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

エンニオ・モリコーネ氏、アカデミー賞作曲賞受賞おめでとうございます。
そして久しぶりに見たジェニファー・ジェイソン・リーは、映画の大半で顔を血みどろにしての大熱演でした。

全体を6つの章に分けて展開
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.7

R-15指定作品のため、おそらく撮影に参加した多くのゾンビ役の子どもたちは、完成品をしばらくは見られないのでしょう。
でも、さすがは小学校を舞台にしているだけあって、ゾンビになった子どもたちの撃退方法
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マギー(2015年製作の映画)

3.0

シュワルツェネッガーが始終暗い表情で、ゾンビと化してゆく娘を救えない自分を恨む。
50歳近く年の離れたアビゲイル・ブレスリンと親子役というのは無理があるが、感染者でも一瞬でゾンビにはならず、自分の未来
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ダウンタウン物語(1976年製作の映画)

3.9

ギャング映画と言えば、凄惨な殺しの描写があって苦手な方もいるかと思いますが、この映画なら大丈夫。
2つのギャング団の抗争を描いたミュージカルなのですが、出演者が全員子ども。脇役に至るまで、大人がひとり
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ジョルスン物語(1946年製作の映画)

3.5

アル・ジョルスンの伝記映画で、主演俳優ラリー・パークスの歌はジョルスン自身の吹き替え。
なおパークスは本作と続編「ジョルスン再び歌う」以外、ほとんど知られていない。

恋愛準決勝戦/ロイヤルウェディング(1951年製作の映画)

3.0

フレッド・アステアが帽子掛けと踊る場面、そして部屋の中を、壁から天井と縦横無尽に歩き回るトリック撮影だけは見る価値があると言えます。
物語自体は特に面白いとは思いませんでした。

チップス先生さようなら(1969年製作の映画)

3.5

映画としての出来は、最初の映画化である1939年版の方が断然上。
ピーター・オトゥール主演ですが、歌は大半をペトゥラ・クラークが歌っています。