hirokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ヘアー(1979年製作の映画)

3.3

ベトナム戦争時代の若者たちを描いたミュージカル。
口ずさめる曲が少ない上、退屈させられる部分も割とあります。

錨を上げて(1945年製作の映画)

3.9

この映画の見どころは、何と言ってもジーン・ケリーと「トムとジェリー」のジェリーが一緒に踊る場面でしょう。
1945年にこれを作りあげたスタッフは実にセンスがいい。

踊る大紐育(ニューヨーク)(1949年製作の映画)

3.9

3人の水兵が24時間の休暇をもらい、街で遊んだのち、再び任務に戻るまでをスピーディーに描いたミュージカル。
時間経過が、デジタル時計のように画面の端に表示される演出が楽しい。

いつも上天気(1955年製作の映画)

3.9

戦争を挟んでも友情は続くのか、がテーマのミュージカル。
ジーン・ケリー主演の映画の中では少しおとなしい印象の作品。ですが、彼がローラースケートを履いて、街中を滑りまくるシーンはあまりにも有名。ジャン・
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ザッツ・エンタテインメント(1974年製作の映画)

4.2

MGMミュージカル名場面集。PART3まで作られましたが、どれも楽しく、それぞれの映画を見たくなること間違いなし。
テーマ曲の「ザッツ・エンタテインメント」は、元は「バンド・ワゴン」の中の一曲でしたが
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バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

4.4

名優フレッド・アステアの代表作。そして、ミュージカル黄金期に作られたものの中でも、最も優れた映画のひとつだと思います。

歌とダンスがたっぷり楽しめるのはもちろん、シリアスとコメディのバランスも良い。
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フェーム(1980年製作の映画)

4.0

ニューヨークの芸術学校に通う学生たちの4年間を描いた青春群像劇。
ラストの卒業発表会は感動モノです。

卒業の朝(2002年製作の映画)

4.0

ひねりの利いたストーリーが印象的な学園もの。後半の意外性のある展開に驚かされました。
脇役ですが、まだ10代のジェシー・アイゼンバーグとポール・ダノが出演しています。

陽のあたる教室(1995年製作の映画)

4.0

作曲家になる夢をあきらめ、高校の教員になった主人公と生徒たちの30年に渡る交流。
ラストの「アメリカン・シンフォニー」の演奏に思わず涙が…

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.8

人間消失サスペンスの原点と言っていいのでは。「フライトプラン」なども本作を参考にしていると思われます。
エリオット・グールドとシビル・シェパード主演の「レディ・バニッシュ 暗号を歌う女」は本作のカラー
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サイコ(1960年製作の映画)

3.6

言わずと知れたヒッチコックの代表作。
ラスト直前のワンカットの見事さに唸らされました。
メル・ブルックス監督による「新・サイコ」も本作のパロディたっぷりで愉快。

フレンジー(1972年製作の映画)

4.2

ヒッチコック作品の中では地味ですが、個人的には一番好きな作品。
ネクタイによる殺人事件が発生し、その濡れ衣を着せられる主人公。事件の謎を追う刑事と、変な料理ばかり作る彼の妻。
テンポ良くラストまで見ら
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(1949年製作の映画)

4.2

「ウエスト・サイド物語」と「サウンド・オブ・ミュージック」で有名なロバート・ワイズ監督が1949年に製作したボクシング映画。
この作品で注目したいのは、映画の中の時間を現実の時間とぴったり合わせている
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真昼の決闘(1952年製作の映画)

4.8

手に汗を握るとは、まさにこの映画。
老保安官が、正午に到着する汽車に乗って町に帰ってくるギャングとその子分と対決するに至るまでの約1時間20分(午前10時40分から正午)を、ほぼリアルタイムで描いた西
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.8

1974年製作のアメリカ映画。40年以上前の作品ということに驚く。
現在でも十分に起こりうる、高層ビルの火災というテーマを、当時の主演級俳優たちを大勢集めて映画化しており、2時間45分という長尺を全く
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猫なんかよんでもこない。(2016年製作の映画)

3.2

猫好きの方は楽しめるのかも知れません。
主人公がボクサーで、猫が出てくる映画なら2008年、武田真治主演の「子猫の涙」の方が断然オススメ。

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

4.0

ジョブズの新製品発表会までの40分間だけを切り取って描く構成。これが大いに気に入りました。
これを3回繰り返して約2時間の作品にしているのですが、この40分間を「ほぼ」リアルタイムで描くことで、緊迫感
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.7

個人的には結構楽しんで見られた作品。
最近のジャパニーズホラーに多い、やり過ぎ演出でコメディーになっているものとは違い、ミステリー要素が強いのが特徴です。
ただし、大きな効果音はなく、登場人物たちも騒
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.2

ニコラス・スパークスの小説はすでにいくつも映画化されていますが、これはその中でも最高作ではないでしょうか。
監督のニック・カサヴェテスにとっても代表作と言える一本。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.2

トムとサマーが出会い、別れるまでの500日間をテンポ良く見せるラブコメディー。
しゃれたラストも必見です。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

4.0

田口トモロヲは監督としても成功していますね。
「色即ぜねれいしょん」も良かったですが、今回も楽しめる作品を作ってくれました。

セッション(2014年製作の映画)

4.0

J・K・シモンズの演技と、編集に支えられている感じはしますが、秀作であることに変わりはありません。
監督のデイミアン・チャゼルが脚本のみ担当した「グランドピアノ 狙われた黒鍵」は、表向きは真面目なサス
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

とても楽しめるスパイ映画で2時間全くダレることはないが、同じマシュー・ヴォーン監督による「キック・アス」の時ほどの衝撃はなかった。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

今まで見たことなかったジェイク・ギレンホールが見られます。

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.2

本番の綱渡りのシーンも緊張感があるが、ビルの間にワイヤーを張るシーンがサスペンスたっぷりでハラハラさせられます。
また、主人公フィリップ・プティの生い立ちを描く前半の人間ドラマも実に面白くできています
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