鍛治を長回しで運動として撮るのはジャック・ベッケルの『穴』みたいな気概で、真剣に刀打ってるのがめちゃくちゃ笑えて面白かった。
やっぱ溝口は女性をちゃんと描かないとダメだよ。
これ評判悪いけど、海に入ってからの構図が全部めちゃくちゃかっこよくて、そこまで悪くない。
長回しの使い所がおかしくて面白い。
まぁ、溝口らしくないよなぁ。
と思ったんだけど、船めちゃくちゃ出てくるじ>>続きを読む
列車の運動に重さがあって良い、JRだとあれは出ない。
海にする必要あったのかよくわかんなかったなぁ、溝口なら湖で撮った方が良いんじゃないの?。
街で『永遠に君を愛す』みたいなばったりをやってて、溝口の>>続きを読む
『駅馬車』って動き続けてるから面白くてかっこいいのであって……。
溝口の銃撃戦を少しだけど見れて良かった。
終盤で銃を向けるおきんから朝倉を逃がそうとするお雪の庇いながら逃げる『折鶴お千』でも出てき>>続きを読む
溝口のサイレントで1番好き。
階段での運動がやばい。
折鶴の使い方が良いー、お千が折鶴吹くだけでショットになるなんて…。
回想が終わってからどうやっても終われるからわくわくしたし、お千が壊れていくと>>続きを読む
活弁が鬱陶しくて、始まって8分で音を消した。
入江たか子が綺麗に撮られていて、列車や船の運動の速さが生。
テニスと最後の別れは記憶に残る。
音のないカットの繋ぎから物語を読み取れるか。
自分は読み取れなかった…。
もう湖を得意にしてる。
ピクニックからお礼を断るまでの流れが完璧。人の顔が真っ白でちょー怖い。
サイレントでちょくちょく入る字幕?もよく見えないから、内容が全然わからない…。でも50分見た。
最後まで作家性を貫き通した、完璧主義の遺作。
40年代の気持ちが先行した低迷期の暴力加減が終盤になって顕になり、溝口の作品史上最も怖くて残酷。が故に彼が貫き通したテーマが強烈に伝わってきた。
最>>続きを読む
運動は良い、溝口だから屋外と屋内の使い分けに期待して見てしまうんだけど、いまいち意味を見出せなかった。あと、ショットが見当たらない。
僧兵と戦うのって面白いのか…?。
カラーの2作両方期待してなかった>>続きを読む
あいーーー。
屋内から屋外へ、屋外から屋内への舞台の使い分けは今までも作品によって分けられてきたけれど、今作は凄くシンプルかつその舞台転換の鍵が溝口が得意とする水辺でのショットと告白される愛という>>続きを読む
溝口には外も撮らせるべきだ。ということをわかっていながらも始まりと終わりの反復を強調させるためか、ひたすら室内を撮る気概は良いんだけど…成功してるとは言えない。
『山椒大夫』と『雨月物語』の室内から>>続きを読む
溝口の40年代は『山椒大夫』の為にあったのかもしれない。
50年代に入ってからちょっとおかしいくらいに面白い作品を量産した溝口は40年代の(個人的に)低迷期があったからこそなのだと確信した。
いつ>>続きを読む
虚構から現実へ。
相変わらずの画面構図や運動はもちろん凄いんだけど、終盤にかけての演出とショットの連続が完璧。何回も終われるじゃんってタイミングで終わらずに焦らしてくるんだけど、伸ばしに伸ばしたク>>続きを読む
『残菊物語』に次ぐ傑作。
全カット、全ショット完璧。
この頃の街並みとあんま変わってない京都強すぎ。
はーーつまらん。体感2時間くらいあったんだけどーー、さっさと終われや。
こいつらの恋話とかマジでどーでもいいんだけど。