テラダさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

テラダ

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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ティーン向け映画だと思って舐めてかかったけど、このキラキラさが逆に疲れたアラサーに響きまくりましたわ。浄化された気分。
普通にメインの2人が素敵なカップルすぎて、見終わった今透くん死ななくて良くね!?
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.0

3時間あるのにダレなくてすごい。
まさに金は人を狂わすを地で行く男…なんだけど、どこか憎めない感じが周りに信頼されてたんだろなぁ。
景気が良さそうでいいねぇ、以外の感想は特にない。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

約3時間の長尺、かつ戦争もの、しかも前作も見たことがある、という厳しい条件が揃ってるのに、やっぱり相変わらず良い…
ただ日常生活を送っていただけの人々に、突如戦争が乱入。そして戦争の世界が日常になる。
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ある男(2022年製作の映画)

3.0

サスペンスとして、なかなかの良作。
犯罪者の息子とか在日3世とか、人生で考えてもみなかった人たちの人生を垣間見ることができて良かった。
誰かのフリして生きたくなることもそりゃあるよ。
大佑は最期にいい
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

2.0

タイラーが何をきっかけにザックに対してそこまで心を開いたのか分からなくて、そこまで入り込めなかった。
人のもの燃やした男が最後いい奴になりすぎ。
人を失った喪失感は、人と過ごす時間でしか癒せないという
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

2.0

メインの4人でさえもモブ程度のサラッとした印象しか与えず、共感とか全くゼロのまま2時間終わった。
原作がどこまでを描いてるか全く知らないけど、これはドラマ向きなのでは…?

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

すごい、どのカットを切り取っても美しすぎる。
ここまでの長編でこの芸術レベルの高さ…感服です。
あと話もちゃんと面白い。
そしてブリティッシュアクセントが世界観にマッチしてて、そこも良い。
グスタフと
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.0

個人的に俳優陣の演技はあまり…と感じてしまったけど、戦後もラーゲリで帰国のために戦い続けた人々の存在を知ることができて良かった。
家族を残して自分だけ死ぬ辛さ、家族は失ったのに自分だけ生きる辛さ。
寿
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マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

3.0

凄まじくピアノに取り憑かれた人生…
ピアノの神に愛される人間って本当にいるんだなぁ。
ただ、私の耳がピアニストの良し悪しがわからないせいで、演奏に鳥肌が立つとかそういう経験ができなかったのが悔しい…
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

私はマリオを触れてこなかった人生だったけど、知ってる音楽とかアイテムとかが出てくると興奮した。
ピーチが助けに行く側っていうのがアメリカ絡んでるなぁ〜って感じ。

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.0

これは!!めちゃくちゃ良い…!!!
昨今よく見る「クズな男を捨てて独り立ちする女」がテーマの一歩先をいく、新しい強く生きる女たちの物語。
結局強い女たちも、目指すところは共存。
正論叩きつけて別れるの
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オリヴァーいかれすぎワロタ。
結局オリヴァーはフェリックス自身を手に入れたかったのか、フェリックスの立ち位置そのものを羨んでたのかわからなかった。あの城手に入れても税金えぐいやろ…
でも、全てを手に入
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

5.0

ラストの本人映像で映画のお兄ちゃん役の人が出てきたから、こんな似てる俳優おる?と思ったら本人やった。
お兄ちゃん調教師の才能だけじゃなく俳優の才能もあるんか?
落馬による姉の死を経験後、自身も落馬によ
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.0

結末はどうしても「本当にこんなに全てが上手くいくんかな?」って思ってしまったけど、統合失調症の人にとって前向きになれる映画も絶対必要だよね…
大体の映画が統合失調症を抱えていない人の映画なんだから…知
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

2.0

あんまり好みではなかったけど、ちょっと昔のパリの街並みと2人の服装が良い。
正反対な2人の対話も心地よかった。

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

-

貧困、家庭環境、人種、性別…
生まれた時の初期装備は、今後の人生に大きく影響する。
ドキュメンタリーならではの生々しさと、人間らしさ。
彼らにとってスケボーが苦痛から解き放ってくれるものの一つであった
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.0

こういう音楽業界とかクリエイティブ業界って、作品を良くするためなら多少の犠牲を厭わない、むしろそれが美学とされている面が多いため、時代とマッチしてない側面があるとひしひし感じることが多い。
そして、タ
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

-

ネルソン・マンデラのイメージ、「同じmbtiの人」くらいだったけど、やっと彼の人生を少しだけ知ることができた。
南アフリカなんて、てっきり黒人が政権を握り続けている国だと思ってたけど、全然違った。
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.0

ジブリのようにちょっと不思議で、でもワクワクして、心温まるような、そんなストーリーだった。
私と同じ年齢の母に会ってみたいな、って絶対に出来もしない空想にふけっちゃう。
27歳の母は何を考え、何に悩み
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.0

ユンヒとジュンが結局どういう関係で、どういう終わり方をしたのか、明確に映像で明らかになることは無いけれど、それは鑑賞者にも垣間見ることをさせない2人だけが共有している最高で最愛のかけがえのない思い出だ>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.0

勝手に「プラダを着た悪魔」のリメイク版やと思ってたけど、全然違うやん!!
「この街で、わたしは『特別』な、何かになりたかった」というキャッチコピーが響く、新社会人層に響くお仕事ムービー。
本当は他にや
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

住宅の雰囲気、身にまとう服装などからして、時代設定は中世?近世?
それにしてはオーガストが着てるシャツのチェックがえらい現代的だな〜と考えを巡らせる中、突然流れる軽快な「デイドリームビリーバー」。
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

学歴なし、元ヤクザで元殺人犯だけど、堅気として生きることを目標にしている男。
こんな経歴の人間って私の人生には登場しないけど、この世界には確かに存在している。
大卒、正社員という三上から見れば真っ当な
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正欲(2023年製作の映画)

3.0

まずこの作品ですごいと思ったのが、この世界のマイノリティ中のマイノリティな存在を発掘したこと。
私が今まで生きてきた中で、水に興奮する人間に出会ったこともなかったし、そのようなフェチズムの存在を考えた
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.0

いや、オカン……ないわ!!!!!の一言に尽きる映画。
この両親に育てられたからスピルバーグのような逸材が生まれたとは到底思えん…

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

パラレルワールドのような奇妙さと、おとぎ話のような不思議さ、最後にちょっとほろりとくる、心に沁みるハートフルストーリー。
出会う人みんなが出来てる人で、だからこそミー坊の長所を育てることができたんだよ
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前科者(2022年製作の映画)

3.0

保護司という職を知ることができただけでも、見て良かったと思える一本。
まだまだ知らんことが山ほどあるなぁ。
ていうか森田剛、こういう役もいけんの?すごすぎん?
森田剛の演技もっと見たい。

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.0

台湾の地方の素朴な美しい景色がフォーカスされてるから濁されてるけど、冷静に考えたらすごい奇妙で不思議で怖い話。
私のようなリアリティを求める人間にはハマりずらいと思う。
ただ、ファンタジー作品という面
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.0

訴訟だらけでアメリカを感じた(笑)
これが現在のSNSのすべての始まりかと思うと感慨深い。
ビジネスって難しいわ…

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

正直話自体はめちゃくちゃハマったわけじゃないけど、とにかく靴の音が良い。靴の音を聞くためだけにももう一回見たいくらい美しい靴の音が響き渡る映画。
衣装もいい。俳優陣もめちゃくちゃ良い。
エマストーンの
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ほげーーー騙された。最後まで騙された。
なんかおかしいと思いながらも騙された。
ラストの一言で心がざわつく感じもいい。
最後の最後まで巧妙に作られてて、丁寧な映画作りを感じました。
でもちょい長い。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

2.0

法廷映画の金字塔。
みんなだんだん汗だくになっていってく姿を見て、クーラーのない時代の気温とか、今年の異常気象のこととか考え始めちゃって集中できなかった(笑)
そこまでこの映画に入り込めなかったってこ
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

3.0

6年前に訪れたザルツブルグの景色が出てきて懐かしくて泣いた。
ナチスが侵攻してくる中、エーデルワイスの合唱で自国の誇りを歌うオーストリア人の姿が良かった。
じわじわ侵攻される実態ってあんな感じなんやな
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画の着地点が気になったから完走したけど、個人的には刺さらなかった。
登場人物が全員様子おかしくて、ずっと奇妙な感じ。
レイラがビリーを好きになるのがご都合主義すぎる。なんで好きなのかもよく分から
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.0

映画再生したら日本語喋り出したから字幕版めっちゃ探したけど、これ日本の映画やった(笑)
たったの80分で世界中旅できてお得な気分になる映画。
私も海外行ってる方だけど、この方みたいに路地裏を散策すると
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.0

ダーシーがあまりに真っ直ぐすぎて最高。
モテるタイプではないのは多分どの時代も一緒だけど、不器用なところがむしろ良い…
純愛映画として良作だった。
結婚がステータスなのは確かに窮屈だけど、好きな本読ん
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