こしあんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

こしあん

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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

恋愛と結婚、男と女の考えの違い、が痛いほど刺さる一本。
個人的には仕事がんばってる麦くん誠実やん、と思ったけど…ここがハマらないと難しいよね…

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.0

現代を生きる女性の、正解の生き方って結局何?の問いが止まらなくなる映画。
昨今の映画の中では自立して、好きな仕事をする女性こそが憧れの対象、のような表現が多いけど、実際二十代後半の女として生きてるとそ
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少年の君(2019年製作の映画)

2.0

評価が高かったから見てみたけど、個人的にはあんまり刺さらなかったかな〜
いじめは絶対にダメだけど、加害者の彼女たちも受験戦争に狂わされた1人なんだと思うと居た堪れないわ…

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.0

世間的にはそこまで名高い俳優たちじゃないけど、全員隠れた名優だった。
BLとLGBTQを繋げて発信できるの、おそらくこの世界で日本しか無理。
最後の演説シーン泣けたな…

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

美しい長崎の景色と、一夏の冒険が生んだ一生の友情。
日本版スタンドバイミー。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

全編を通して、トトロのようにもしかしたら存在するかもしれないキャラクターに思いを馳せたり、千と千尋のように異世界を旅するワクワク感で胸が高鳴ったりとか、そういうのは一切なかった。
なんならずっと意味は
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

私の上司もでかい打ち合わせの前に「ちょっとお酒入った方がうまく行くんじゃないか」って言って本気で飲むか悩んでた。誰しもがその思考に陥ることあるんやな。お酒はほどほどに……

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

梨花のエゴが強すぎて素直にいい話だった、とはならなかった。泣いたけど。
それを愛と呼ぶにはあまりにも自己中が過ぎるんじゃないかな〜…

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

2.0

完全に個人の意見だけど、チェリまほは2人が付き合ったとこがピーク。それ以降は特別な良さをこの物語に感じられない。

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.0

私が見たインド映画史上、一番静かで一番純愛で唯一踊らなかった一本。
貧富の格差問題を乗り越えるのは、愛かもしれないと思わせてくれる。
旦那さまが硬派でかっこいい……

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.0

最近は悪口として「昭和」って使ってしまいがちだけど、師匠のような昭和の男は日本で最後の「日本男児」ってやつなのかもしれないな。
熱い時代だったんだなぁ。

ザッハトルテ(2022年製作の映画)

3.0

友だちに「ポスター激ダサやけど隠れた名作やから絶対見て」っておすすめされた作品。
ポスター激ダサやからめちゃくちゃ怪しんだけど、ほんまに隠れた名作やん。
ウィーンの街並みとカフェザッハの煌びやかさとオ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

2.0

こんなゆるめのポスターなのに、見てる時の気分はわりかし最悪。人間の嫌なところを客観視するのってほんと気分悪くなる…

Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

3.0

とにかく歌がいい!歌の入りもいい!ジェイミーも可愛い!
学校なんてほんとちっぽけな世界、って学生の時点で気付けてるプリティはめちゃくちゃ頭いいわ。

別れる決心(2022年製作の映画)

3.0

見終わった後考察を読んで、映画のすごさをより実感できるタイプの映画。
愛する人に出会ってしまったら愛さずにはいられないから、既婚者の場合は愛してしまうかもと直感した瞬間から距離はとろうね、が主題かな(
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Summer of 85(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

「君の名前で僕を呼んで」と同じ雰囲気を想定して見たけど、ぜんぜん違うかった。見終わった後の感情はどちらかと言えば「最初で最後のキス」。
ダヴィド、最後死んじゃうのはずるいじゃん。あの感じでアレックスだ
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.0

どうしても結果に重きを置いてしまいがちな世の中だけど、思った通りの結果にならないこと=「失敗」なのかを問題提起してくれる作品。
学生時代って未知なる未来を想像した時に学歴を重視しがちだけど、実際社会人
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.0

映画を見てる時、よっぽど大音量とかじゃないと意識はいかないけど、改めて説明されてみると映画って音楽で成り立ってたんだって気付かされた。
これからはより音響にも注目して映画見るぞ!

ディオールと私(2014年製作の映画)

4.0

全員が誇り高く、プロ意識を持って真剣に仕事をしてる環境のなんと素晴らしいことか…
唯一無二で一流のDiorの仕事場が見れる素晴らしいドキュメンタリー。
にしても顔合わせからオートクチュールコレクション
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

永野芽郁ちゃんの新しい俳優人生が開かれた一作になったんだと思う。でも叫ぶ姿がどのシーンも似たような感じだったから、ちょっと飽きた。あと永野芽郁ちゃんから滲み出るピュアさがマリコと悪い意味で相反してたか>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

3.0

ヤスが思ってたより不器用じゃなかった。ふつうに素直なええ男やん。
俳優陣のくさすぎる演技…?なんやろ、演技から漂う昭和感??のせいでちょっと半笑いになりながら見ちゃった。コメディとシリアス五分五分でど
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.0

私が無知で時代背景を知らなさすぎるせいで、すんなり話に入れないもどかしさがあった。
勉強してから出直します。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

こんなマジのガチで一般人がスパイになるなんてことある!?実話なの!?事実は小説よりも奇なりすぎじゃない!?
映画のスパイ映画のように間一髪危機回避!みんな幸せ満点な日常に戻りました!!とはならないのが
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.0

自分の信念を貫いて人生薔薇色ハッピー!なんて結末、結局ファンクションの世界だけ。意固地になっても報われないのに、それでもやっぱり譲れないものはあるジレンマ。
コロナ禍から加速する貧困問題、非正規雇用の
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そばかす(2022年製作の映画)

4.0

人に恋愛感情を抱かない、というマイノリティ。
恋愛しなくてもいい、恋人もいらない、でも同じ時間を共有できる人は欲しいというジレンマが、痛いほどよく描かれていた。
毎回「この人こそは」と思うのに、裏切ら
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.0

結構期待して行っちゃったけど、あんまり深みがない内容で拍子抜け。なんも考えずに見たい時にはちょうどいいかも。
ハリスの特に何もしてないのに全員に好かれる感じ、90年代の少女漫画の主人公味がある。誰かハ
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さがす(2022年製作の映画)

3.0

岬の兄弟より見やすかったけど、映画界でいえば普通に激重胸糞映画のジャンルに入る。
この監督が描く、この人間の生々しさはなんなんや…薄気味悪い感じがほんと嫌…(褒め言葉)
佐藤二郎は福田監督作品のイメー
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

全編を通して何言ってるか分からなくて、大人のウルトラマンって感じ。あと1本の映画に展開詰めすぎて、一つ一つの敵の描き方が雑に感じた。特に人間側に感情移入することもなく、敵側に恐れ慄くこともなく。倒せる>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

60年代ロンドンのクラシカルさと危うさと熱気が感じられて良かった。アニャの個性的なお顔と雰囲気が、より60年代の魅力を煽ってたなぁ。戻れない時代はどうしてこうも現代人の目に美しく映るんだろ…
ジャンル
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

2.0

曲はめっちゃ良かったけど、なんか歌うシーンに違和感。そりゃミュージカル作品やから歌い出すのは当たり前やけど、「歌っとる場合か!!?」って脳が混乱して集中できなかった(笑)多分嘘のつき方がエグすぎて、全>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

恋愛の中の低迷期の別れから描き、最後に絶頂期の出会いを持ってくる逸脱な演出。目新しい演出ではあったものの、個人的にめっちゃ印象に残ったシーンは無かったかなあ〜
ただ伊藤沙莉の声が良い…

余命10年(2022年製作の映画)

3.0

正直ストーリーに新鮮さはなかったけど、安定にめっちゃ泣いた。泣きたい気持ちの時に見るには手っ取り早く泣けて良いかも。春夏秋冬毎の美しい小松菜奈さまが見れる眼福映画。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.0

東日本大地震と、生活保護と、猟奇的な殺人事件。合わさることがなさそうな3つの事案が緻密に繋がり、一つの結末を迎えるまでの流れが辛くて、現実的。
生活保護受給問題っていろんな意見を持つ人がいるけど、一つ
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.0

5回くらい途中で止めちゃったけど、なんとか完走。
スポーツが世界を一つにしてくれるかもしれない。そんな少しの希望を抱かせてくれる、1人の男の人生の話。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

正直終盤までは全く何言ってるか分からんかった(数学的に)から無で見てたけど、ラストが良かった。
平山の真意が明らかになるシーンは圧巻で、思わず史実か!?と思わされるほどの説得感。鳥肌立ったわ。
一方の
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