単なるコメディではない。
『孤独の群衆』『自由からの逃走』といった社会心理学の名著で描かれた現代人病を面白く描いた作品。
現代で自己の信条よりも他人との同調意識をもとに行動する他人指向型パーソナリティ>>続きを読む
どうしても見つけられなかったので、輸入盤を購入して英語で視聴。
原作の小説は『カッコーの巣の上で』で知られるケン・キージー。個人主義思想、西部フロンティア精神、ヒルビリー文化、原理主義、こういう伝統的>>続きを読む
ストーリーが進む中で、なんで何でもかんでも銃やねん、っていうジェームススチュアートの問題意識が、やっぱり銃必要やねんな、っていう西部的価値観の受け入れにたどり着く。視聴者にしてみれば、無法、銃社会の実>>続きを読む
演出は好み。けど、スタントン演じる主人公の子育て放棄無を男の哀愁として描いているともとれそうなストーリー展開が残念。フェミニストが怒りそうな。