メイデンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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騎兵隊(1959年製作の映画)

3.5

いかさま野郎と保線手の巻

騎兵隊三部作の後に作った騎兵隊もの
北に優勢となる南北戦争の転回点、ビックスバーグの包囲戦を絡めて、大佐と軍医が反発しながらも次第に認め合うお話
さすがのジョンフォードと言
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三屋清左衛門残日録 ふたたび咲く花(2023年製作の映画)

3.5

幾年月藩政の裏に隠されし闇の深きに我知らずの巻

シリーズ七作目
子供の喧嘩を仲裁したことから8年前の事件に繋がっていくお話
いつものように探偵三屋清左衛門発動
安心安定の展開で背景を丁寧に描くのは好
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コナン・ザ・バーバリアン(2011年製作の映画)

3.1

怪人タコ仮面の巻

基本シュワちゃん版と同じ復讐劇
映像はさすがに段違い、アクションも比べるまでもなく迫力が違います
ただ映像に比べてお話はそこまでのアップデートは感じずソコソコでしょうか
というかそ
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キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2(1984年製作の映画)

3.2

馬にパンチ、ラクダにもパンチの巻

剣と魔法のファンタジー二作目
初見はたしか劇場で観ました
前作よりアクションのもっさり感はある程度解消されてお話も良くなってますね
エログロも抑えて万人向けな印象で
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コナン・ザ・グレート(1982年製作の映画)

3.0

永遠に生きたい?の巻

懐かシリーズ
復讐劇
剣と魔法のファンタジーのお話は正直なところ微妙にも程がありますが、若き日のロン毛シュワちゃんによるムキムキな肉体美が堪能できる逸品
お話にテンポ感があまり
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座頭市と用心棒(1970年製作の映画)

3.3

バケモノとケダモノの巻

座頭市と用心棒が夢の共演の二十作目
…の割にはイマイチお話は微妙ですかね
やはりスター三船敏郎の出番は確保しなければなりませんからね、どうもお話がまどろっこしい
岡本喜八をも
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.5

無限の彼方への巻

お話は面白かったです
ただトイストーリーとすれば3で綺麗に終わって完結してるイメージなので番外編みたいに感じます
ジーンとくるエピソードもあるしお話自体は本当に悪くはないです
ただ
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.8

金的KO!!の巻

懐かしいです
愛と青春の成長譚のお話
久しぶりに観たけど王道といえば王道ですけどちょいちょいウルっとくるシーンがあって好きです
親友と彼女の行く末は不憫でしかないですけどその分ラス
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炎のランナー(1981年製作の映画)

3.4

忠誠心と友愛と団結心の巻

実話ベースからなのか盛り上がりに欠けるというか淡々としてるというか、なので少々面白味があまり感じれませんでした
レースシーンくらいはもっとドラマチックにいけそうですが、それ
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.7

映画はキチンと最初から観ないと!の巻

基本会話劇ですかね
矢継ぎ早のマシンガントークが小気味良くウディ・アレン節炸裂すぎてたまらんです
まあここら辺は好みがありますし、前衛的な演出で「どうですか、面
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フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.7

あぶない刑事の巻

時代を感じる強引な捜査のオンパレード!
仲間を撃っても気にせず追うのを優先!
久しぶりに観ました
懐かしいです
手ブレでドキュメンタリー風味の緊張感
電車を追ったカーアクションは今
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ブロードウェイ・メロディー(1929年製作の映画)

3.1

ただのクズじゃの巻

モノクロ
世界初全編トーキーのミュージカル映画
ここからミュージカル映画が始まったと知れば感慨深いものもありますが、初という付加価値がなければ歌もダンスも少々微妙な極々普通のラブ
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つばさ(1927年製作の映画)

3.5

悪いのは戦争の巻

記念すべき第一回アカデミー賞作品賞受賞作
モノクロサイレント
だいたいの方がおよそ100年前とは思えない撮影だと驚かれるビックリ作品
中弛みも感じなくはないですけど戦争ロマンスとし
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.4

甲高い笑い声をあげ女と転げ回ってた下劣な男の巻

通常版は劇場で観ましたが、持っているDVDはディレクターズカット版ですのでこちらへ
羨望嫉妬に苛まれるサリエリを通したサリエリ側からのモーツァルトの半
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ロボコップ(2014年製作の映画)

3.5

帝国覇権主義アメリカの巻

リブート版
なかなかスタイリッシュに生まれ変わったロボコップさん、評価は低いようですがお話も結構良かったと思います
映像も格段に進化してスピーディさもあるので良リメイクの部
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ロボコップ3(1992年製作の映画)

2.9

無法地帯デトロイトの巻

とんでもないお話になってきました
街も
敵側も
ニンジャロボて
極め付けはロボコップ
劣化が酷い
こんな出来ならそこら辺のおバカ映画と変わらないのではないでしょうか?と思って
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ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.2

我々はしょせん人間だの巻

初号機と二号機の戦い
さすがに無法地帯過ぎやしませんかなデトロイトですが、完璧な前作を上手く引き継いだとは思えないくらいのお話の弱さ
その中でもユーモアセンスがイマイチ合わ
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ロボコップ(1987年製作の映画)

3.8

アン・ルイスの巻

懐かシリーズ
1と2は劇場で観たんじゃなかったかな
特撮に時代は感じますけどシナリオはしっかり練られて面白いです
ストップモーションも味があって好き
悪役をとことんクソに描くのも好
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座頭市喧嘩太鼓(1968年製作の映画)

3.5

(あんまだけに)あんまりだよの巻

馬乗れんのかい!な十九作目
渡世の義理で殺めた男の姉を自責の念から助けようとするお話
お話はそこそこというかそこまで面白さは感じませんでしたが撮影や映像、カメラワー
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ウィジャ・シャーク2(2021年製作の映画)

2.0

オーストラリアはよく分からん国の巻

まさかの続編
前作の戦いから数ヶ月後、パパが地獄で奮闘するお話
予算は上がってそうですがいやはや、これまた酷い
お話も酷けりゃ役者も大根揃い
あ、いや歌だけは良か
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ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦(2020年製作の映画)

2.0

カルト殺法ミスティックシールド!の巻

ウィジャ盤で幽霊鮫が召喚されるお話
これはヤバいやつです
アサイラムが名作に感じるレベル
なかなかこんなレベルの映画には出会えない、ある意味貴重な体験ですね
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.2

可愛げがないの巻

現代版チャッキーはAI搭載の最新鋭殺人マシン
映像もクリアで今風ですけどお話はちょっと…てところでしょうか
元のシリーズの印象が強いからですかね?このチャッキーにも馴染めなかったで
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チャイルド・プレイ~チャッキーの狂気病棟~(2017年製作の映画)

3.2

おじさんアンディの巻

前作から続く七作目
ニカを追ってチャッキーが精神病棟に潜入し、周りの人たちが巻き込まれ殺されていくお話
んーどうでしょう
雰囲気は悪くないんだけど
そもそもとんでも設定でスター
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チャイルド・プレイ 誕生の秘密(2013年製作の映画)

3.4

隠しカメラにご用心の巻

本格ホラーに原点回帰な六作目
コメディ要素を排除した新章ですかね
あのゆるさ全開エログロホラーコメディはどうした⁉︎的な180度方向転換した作風
チャッキー誕生の秘密、間違っ
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チャイルド・プレイ/チャッキーの種(2004年製作の映画)

3.1

MADE IN JAPANの巻

五作目
前作ラストで誕生した子供がチャッキーとティファニーを復活させるお話
どうやって飛行機に乗ったのかはさて置いて(笑)
かなりのド下ネタ満載エログロコメディに堕ち
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チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁(1998年製作の映画)

3.4

俺はゴム製だの巻

四作目
元カノによって復元されたチャッキーが、元カノを殺して彼女も人形に乗り移ることになるお話
その後逃避行カップルの身体を手に入れようとする道中でたくさん殺しまくりますが、怖さは
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ティーン・タイタンズGO! トゥ・ザ・ムービー(2018年製作の映画)

3.8

シャイア・ラブーフは悪役より最悪の巻

映画版ティーンタイタンズGO!
ティーンタイタンズを映画化してもらうために奔走するお話
アニメ版のノリはそのままに映画ならではのDCオールスター出演ですが、DC
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突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.8

人生は中性だの巻

モノクロ
奇妙な三角関係のお話
自由奔放なカトリーヌに翻弄されるジュールとジム、正直なところ3人ともに共感出来ない感情移入皆無なお話ではありましたが、まあ既成概念に囚われないような
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.9

学校教師奥義チョーク投げの巻

モノクロ
フランソワ・トリュフォー初の長編映画
トリュフォー自身の幼少時代の自伝とも言うべき作品であるとのことですが、周りの大人たち、親であったり教師であったりがとにか
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チャイルド・プレイ3(1991年製作の映画)

3.2

アンディはプレイボーイ愛読者の巻

三作目
製造ラインにチャッキーの残骸が残っていてまたまた復活してしまうお話
アンディ少年も16歳、可愛げのあったあの頃とは違い生意気盛りな感じに馴染めないのと、もは
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チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.4

血管通ってるの?の巻

二作目
おもちゃ工場で復元したら殺人鬼の魂も復活してしまうお話
執拗に狙うチャッキーの執念コワコワ
巻き添え喰らう大人たちもいい迷惑ですね
アンディ少年も幼少期にこんな経験した
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.7

wanna play?の巻

懐かシリーズ
確か劇場で観たし3までは何回か観てます
殺人鬼が死ぬ間際に自分の魂人形に注入なお話
ネタキャラぽいけど案外ちゃんとホラーしてるんですよね
特に電池のくだりは
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.2

歌、せりふ、所作、外連の総合芸術の巻

覇王別姫と自分を重ねるかのような蝶衣の壮絶な人生模様のお話
序盤の虐待描写はキツいものがありますし、長尺ではありますけど全編通して見応えしかないようなそんな作品
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トランスモーファー メカ・ビースト(2023年製作の映画)

2.6

内臓の半分を失ったとは思えぬ元気な体の巻

トランスモーファーの三作目
2324年のお話
過去二作品は多分観てるはずなんですけど全く覚えていないアサイラム印のトランスフォーマーもどき
お約束の如く裏切
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.2

イチゴの匂いの魔王の巻

基本的なお話はもちろんですが、シリーズとして1、2と続いたからこその最高の作品に仕上がったと思います
ラストは感動
シリーズで一番好き
心が洗われるし心温まる素敵な作品

オーメンIII 最後の闘争(1981年製作の映画)

3.0

ダミアンおじさんの巻

三作目
野望渦巻くダミアンおじさんと、それを止めようとイタリア修道院の刺客が襲いかかるお話
ちょっとお話が面白くないし殺しのシーンもショボくて劣化が激しい残念な最終章
決着の仕
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