164さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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バビロン(2021年製作の映画)

3.2

時代の流れに乗るのは難しい。
だからこそ孤独は付きものだなと。

デイミアン・チャゼル監督のやってやろう感は伝わってくるけどすこし空回りしちゃってた。
あそこまでお下品にする必要は果たしてあったのだろ
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.0

間違っても小さなお子さんと一緒には見ないでください!大人たちはちょっと刺激的なクリスマス気分を楽しめます!
(グロな描写が苦手な人はお気をつけて)

デビット・ハーバーのたぷたぷボディがハマり役でした
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

ウディ・アレン作品のあるある言います、
「タイトルに地名入れがち」

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

ユリヤの自由奔放さに賛否が別れるとは思うけど人生は答えの出ない選択の連続だからこそ難しい。

わたしは最悪でも最高と言ってくれる人もいる。

行き詰まることもあるけれどそれでいいんだよと肯定してくれる
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

2.5

「その雲に触れたら10秒で死ぬ」

この危機感を全く感じ取れなかったことが最大の残念ポイント。

突っ込みどころを挙げたらキリがない。

本作、撮影後に全世界でのCOVID-19流行により偶然にもここ
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

日本でも大きく話題となった未だ残る男尊女卑社会へのカウンター。

気付けばニューヨークタイムズの記者や告発者に感情移入して奥歯を噛んでいた。

これまで自分が楽しんで観ていた作品も裏では誰かが傷ついて
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

間違った母親の愛
ラストは思わずガッツポーズ

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.9

クリスチャン・ディオールのドレスに一目惚れし、夢を追いかけるハリスさんのようにいくつになってもときめいていたい。

自分を満たすことで生きる気力が湧いてくる。

男の自分でも可愛らしいドレスに目を奪わ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

ジブリさんで耳を澄ます作品はありましたが、こちらはまさに「目を澄ます」べき作品。

話すことが言語表現のすべてではないし、多くを語る必要もない。

顔の僅かな筋肉の動きなど小さな表情の変化で伝わるメッ
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.5

2023年初劇場鑑賞。

パニック映画としては中盤までハラハラドキドキの展開で楽しめると思います。

※高所苦手なのもあり序盤がけっこうしんどかったですが…。(なら観に行くなよって話しですね)

中盤
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

今年の締めくくり。

前作が良かったから期待していました。
期待裏切られることなく今作も面白かったです。

前作から今作への繋がりは全く無いからこれだけ見ても十分に楽しめる。

良質なミステリーです。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.7

当時の人々の苦しみに心痛め、平和な時代に生きているんだなと有り難みを感じる。

戦争映画を定期的にみる意味でもある。

ただ、後半の涙腺緩ませシーンのラッシュが少し長かったかなと。
そこがこの作品の評
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.0

ファンタジーとホラーチックな世界観が絶妙にマッチしている。この絶妙さはティム・バートンだからなせる技だろう。

どのキャラクターも魅力的。

人形アニメもこの作風にフィットしている。

ハロウィン気分
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.7

"伝記もの"にハマるカンバーバッチ。
この作品は"電気もの"でもある。

電気は見えないところで大きな力が働いている。
それを強く信じていたルイス・ウェイン。

妻と猫と出会ったときにも電流が走った。
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そばかす(2022年製作の映画)

4.1

ジェンダーやLGBTなど昨今の社会問題を
バランスよく描いている。

恋愛感情が湧かなく性にも無関心な人を見て、"変なやつ"、"普通じゃない"、と否定しますか?

自分の価値観や偏見を他人に押し付けて
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

3Dの運命や使命を一任している"アバター"

もはや3Dを見ているということすら忘れるくらいの圧巻な映像美。
違和感や映像酔いなんてものは一切ない。


目の前には"海"が広がっている。


ここまで
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.6

まず第一に原作大好きですしテレビアニメも子どもの頃に何度も見ていました。

井上先生が監督、脚本をしているので僕らがなんと言おうがこれが正解なんだ。

ただ、複雑な心境です。

ネタバレなしではほとん
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

原作は未読です。

予告だけの情報でスリラー、サスペンス要素強めかなと思ってましたが、謎解き感はあまり無くて恋愛絡むヒューマンドラマでした。

結末は物語途中で想像ついてしまう。
ラストを想像しながら
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母性(2022年製作の映画)

3.5

"母と娘"

父と息子の間には存在しない、
より特別な何かがふたりの間に存在していることがあるんだと思う。

それは一生かけても分かり得ないことです。(30代・男)

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.9

新海誠監督作品はどうも自分には合わないみたい。過去作も観てますが印象に残った作品が無い、、

今作もアニメーションは非常に壮大でした。ただ、そこの力みがいい方向にいっていたとは思えず。

比較対象とし
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.3

狂気なシェフの狂気なディナー。

「美味しくいただきました」
と言いたいところですが自分好みの味では決してなかったかなー。

アニャ・テイラーは相変わらずの美しさ。
期待してたので拍子抜けしてしまった
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.4

何かが起こっているけど何かが明確にされないまま不気味な空気が続いていくスリラーです。直近で言うとNOPEもその類に近かったかなと。

終盤どんな展開が待っているのかとワクワクしながら観れました。物語の
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

ブラックパンサー Foever

ワカンダ Foever

チャドウィック・ボーズマン Foever

新作の公開に至るまでに様々な困難な状況があったと思います。それでもこうやってまた新しい出発点を作
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.8

無糖ほど苦くない。
甘さ控えめ微糖映画。

ラストナイト・イン・ソーホーやブレット・トレインなどもそうだったが、この映画もネオンカラーが特徴的。

ツッコミどころはあるけれど、各キャラクターがちゃんと
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

稲垣吾郎×今泉力哉(敬称略)
なんとも意外な組み合わせ。

日常の中の会話で魅せる今泉監督らしい作品でした。

平坦な道をずっと歩いているような単調なリズムだけど不思議と心地よさを感じて飽きずに観てい
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.7

社会にうまく適応できない殺し屋少女ふたりのゆったりとした会話とガチガチなアクションとのギャップで勝負している作品です。

伊澤さんのアクションはホンマもの。

来春続編があるみたいなので楽しみにしてい
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

コナンくんばりのありえないアクションシーンの連続。

このありえなさが清々しい。
胡散臭さを感じるところもあるけれどそれもまたインド映画らしい気がする。

途中で入るミュージカルシーンも「これこれ、待
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.6

IMAXリバイバル上映にて観賞。
アクションシーンが多くて前作より楽しめました。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

5.0

ガイ・リッチー監督の原点であり頂点。
様々なキャラクターが複雑に絡み合って物語が進んでいく脚本がとにかく素晴らしい。

この作品を観て学ぶことがあるのかと聞かれれば答えはNOだ。
人生の教訓となるメッ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.9

「亡くなった友の遺骨を奪って逃げる」
という設定は面白い。
ポスタービジュアルもいい。
(永野芽郁ちゃんの表情がグッド)

ただ、そう思っている時がピークで終わってしまった。

設定が"ありえない"と
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.3

新作の公開が迫ってきたので。
鑑賞はだいぶ前になります。

MCUの中でもかなり好きな作品のひとつ。
個人的に世界観がすごく好みです。

11月公開のワカンダ・フォーエバーはフェーズ4を締めくくる作品
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

感想を言語化するのも野暮な気がする奇妙な作品。

最小限のセリフ
ただただ流れる羊飼い家族の暮らし
アイスランドの大地
予想できてしまう展開

なのに、画面に惹きつけられたのはきっと不思議な魅力を感じ
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.0

13年前に衝撃を受けたアバターの3Dリマスター版が公開されるとのことで観に行ってきました。(衝撃は残ってるがストーリーを忘れてしまっていたので)

今みてもなお、この作品を越える3D体験は存在しないと
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.5

ファンタジー映画です。
主人公があるミッションのために冒険に出たらその途中でドラゴンに襲われる、みたいなありがちファンタジーでは無いが、間違いなくファンタジードラマです。

"時空を越えて目の前に現れ
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.2

一見すると"日常系ドラマ"のように見えるが、共感性という意味ではあまり期待しない方がいい。

映像にはすごく拘りを感じる荻上直子監督作品なので美しいシーンは多い。ただ美しさだけでは満足できないなと思っ
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