IKさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

4.0

姉にアウティングされてその時は嘘だと言い放ち、そのことで親に嘘だとしてもこの失態にがっかりとしたと言われれば(親からの幻滅)、恋人との関係に縋ろうとして愛していると今になって話し始めたり。それではもう>>続きを読む

恋人たち(2015年製作の映画)

3.7

人差し指を戸の隙間に入れてずるずると下におろしてゆく。彼の悲しみと怒りの発露があまりにも生活の実であり震える。
瞳子さんと知り合いになりたいという欲。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

2.9

なんとなく観たけど序盤にmineのホソクと終盤わかっていてもの助教が出てくるよ

ガール・コップス(2019年製作の映画)

3.2

数多の試験と訓練を経て国家情報院で配属された先がコメント部隊であった、実績ばかりで人の安全や不安を全く顧みらない同僚に反説を述べれば感情的だと下卑た笑いをされる、結婚したら以前のようには働けない、それ>>続きを読む

ビーボ(2021年製作の映画)

3.8

愛を伝えられなかったという後悔は人生に付き纏う

愛に目覚めて(1995年製作の映画)

3.8

弱らないとわからないこともあるよねって感じで

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

この冷酷な社会からあぶれ、というよりこの社会によって苦しみを助長される若い女性。カードの借金があったり経済的に苦しく日々感情労働をし頼る人もなく、けれど意味を求め海外へ行くようなそんな女性を無用だと言>>続きを読む

恐怖人形(2019年製作の映画)

1.0

全てがソニーの最悪なノリすぎて逆にクツクツ笑っちゃうし、当然無理。

デュオ(2019年製作の映画)

3.6

ニルマが最高にキュートで、彼女は彼女の苦しさの中で飛び降りるしかない崖にいたのだろうけれど人を惹きつけるヒーリングする力があってとてもゆるやかであっという間の時間に思えた。人を試したり、分かっていて相>>続きを読む

フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

4.7

魔女と言われることもそう。自らが知り得ぬことを知る女性のことを力を持っていたい男が奇妙で異端で悪しきものと定義づける。偉大なる魔法使いはいても偉大なる魔女という表現はあまりされないし。現代だってそう。>>続きを読む

フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

3.0

メンズが素肌にカーディガン羽織るやつセクシーだよなと見るたびに思うのと、登場人物の絶妙に愛せる感と愛せない感の狭間であることが人間ぽくて好き。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

-

彼女がそこで働く選択を強いられたのは君のせいなんだけどとか彼の考えっていつも見当違いで神経を逆撫でして傷つけるばかりでその彼も彼の周りの苦しさもどうにもならなくてそれがどうしようもなくて

別に、友達とかじゃない(2020年製作の映画)

4.5

むっちゃんみたいに自己の不明瞭さから周囲を明らかにしたがる人が好きなので、むっちゃんらぶだったな。「おまえんとこのコンプライアンスどうなってんだよ」でめちゃくちゃ笑った。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

28ページの胸が裂けるくらいの喜びと咽びながら決してこちらを見ないその人を

サンダーフォース ~正義のスーパーヒロインズ~(2021年製作の映画)

2.9

40代半ばで痩せ型ではない女性2人がスーパーパワーを持った主人公という時点でかっこよくて、話がそれを越えてこないってのはあるけれど。今までになかったことをするってことはすごいことだよ。クラブがキュート>>続きを読む

ペンギンが教えてくれたこと(2020年製作の映画)

4.0

蜂蜜の瓶を落とすより他ないあの気持ち。母に冷たい目で見られていると怯えるノアが許されることのないと思っている罪。

夏時間(2019年製作の映画)

4.3

象のぬいぐるみを蹴り上げ飛んでいく軌道。グリーフ。きっと母親の夢を見たのだろうという。

YESデー ~ダメって言っちゃダメな日~(2021年製作の映画)

3.8

彼女は怖くて不安な思いをしただろうけれど、それ以上に最悪な事態にならなくてよかったというのが一番に思ったな。年長者の責任や守るべき、負い合うべき存在について考えたり。ただ気楽に見れそうという理由で観た>>続きを読む

スクール・デイズ(2011年製作の映画)

5.0

スタンリーの人間存在としての精神的貴族さ。私の中では最初からスタンリーは最も美しい人だったし、ノーマンもプロムキングだし、カレンもシンデレラだったから彼らのことをそう見ないひともいるというのが不思議な>>続きを読む

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.4

またとない機会があってやり直すだとか、対処できない事態が解決できるようになるなんてことはない。その時とは立場が変わるだけ。
ヤンヤンの眼差しは正しさが多分に含まれていて怖い。大人には怖い。真実の片側だ
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