けんさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

花とアリス(2004年製作の映画)

3.7

この前リリィシュシュ観た直後、中学生男子が喫茶店でクリームソーダ頼んでて「尊い…😭🙏」という見方をしてしまったので反省したのだが、これもひたすらに尊いお話だった

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

カメラワークの芸術性や、映画史的な価値があるのは分かるのだけど、本能的に好きじゃないからどうしようというところだ…

ベッドでも問答シーンを20分もするしつこさは評価したい……

「わからない」という
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おんなのこきらい(2014年製作の映画)

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予告編素晴らしいことを考えると、ストーリー追わずに断片切り取るととてもいい話なのかもしれない…
構成と演技指導が問題なのかな…

バーテンのところに時間使いすぎた割にはよくある話になってしまったり、過
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危険な関係(1959年製作の映画)

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フランス文学らしいドロドロ恋愛劇だなと思って観てたら、ラストシーンがかっこよくて震えた

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

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何気に初鑑賞

田園風景と制服と音楽と思春期という組み合わせって最高に決まってる。最初のシーンは大きいスクリーンで観たいと思った
なぜか、これリスペクトして作成された自主制作映画の数々を重ねて観てしま
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

4.2

女流文学特有の抉み

過激だと言われた性交シーンより、その前後の関係性の変化の描写が生々しくてエロいしエグい

エンドロールの藤原竜也と小栗旬にすべての感情を持ってかれた。チンピラ役だったんかワレ!!
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

5.0

すごい。
瞬間的な判断の過ちを今後何十年も連れ添う家族はどう消化すればいいのかって話。
邦題ダサいけど、原題をそのまま訳すと「不可抗力」なんだよ。かっこいい。

よくもこんなに完璧な構図を詰め込めたな
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サルトルとボーヴォワール 哲学と愛(2006年製作の映画)

3.0

サルトルとボーヴォワールの間には高次の結びつきがあるのだから、低次の欲求を他者に外注したところで最期まで一緒に居られたし、それほど哲学者は精神的に卓越してるんだという通説もありますが、
この映画では変
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

5.0

イプセンの人形の家を彷彿させる。共同体にて搾取される側にいた主人公とヒロインが、その構造に目を覚まし解放されるという点で安堵感と納得感が後味に残る作品で、楽しかった。
カラーには出せない味のある、とて
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.0

莫大なコストで製作された作品…
さすがアカデミー賞…
画面とカメラワークが美しいけど、内容はクラスに一人くらいいる恋愛に暴走して周り見えなくなっちゃうタイプのひとの、陳腐な悲恋だった…

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

2.0

鑑賞後のインスタグラムを見返すと「人間の根底にある暴力性と狂気の現前…etc」とかいってカッコつけてたけど、ぼこぼこにしてるな→眠いから半分寝よ→起きたらまた血だなってだけだったよ

まあこれ観た日は
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横道世之介(2013年製作の映画)

5.0

終始だらだらしてるけど結構好き
青春映画だけど、何かとたたかったり、何かに挑戦しようとしたりせずに、風俗を描こうとしてる点がいい…のかな
感情のピークはなくて、吉高さんを見送った後に写真撮ってるシーン
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.0

80'sの可愛いファッション、サブカル女子が好むキャスト、ロケ地が見知った早稲田大学、随所の官能シーン…を楽しむ映画

好きだから死んでください、お願い。(2017年製作の映画)

3.6

PVみたいな作りも、ストーリーも、雰囲気重視のmoosic labだからこそ。とても良いのでは。
ぶっ飛んでても着地してるからよかったし、キャストも技術も商業映画寄りだったから◎◎◎

少女邂逅(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ミスiDの子が客席にいっぱいいて、可愛くてひゃっほうと思ってたら、上映中携帯開いたり喋ったり席立ったりで動物園状態だった……
仲間が出てるんだからもっとちゃんと見てあげなよ……

デゾレ(2017年製作の映画)

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moosic lab2017にて
仏文科在学中の学生としては、発音に突っ込みどころが多すぎて作品どころでは無かった
画はかわいい

聖なるもの(2017年製作の映画)

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ギャルゲー/ラノベを戯画化してるというか、あまりにそれすぎて戯画的に見えるというかどっちなんだかという
早稲田とかのインテリ監督はメタ構造がお好き

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

細田守はついていけないし、死んじゃったし、役ができまくる花札も、彼らが戦っていた仮想空間も、結局なんだったんだあれ…っていう。。

苦手な作品を観たのに、この作品を勧めてきた同居人は帰ってきません。

セトウツミ(2016年製作の映画)

2.0

原作ファンだから、途中1時間寝ても内容についていけた
これは深夜の30分ドラマとかにするべき

暗黒女子(2017年製作の映画)

3.2

飯豊まりえは制服が似合わない
千葉雄大はめっちゃえっち
清水富美加さんはやっぱり清楚感があって惜しい女優をなくしたなぁとおもうし、千眼さんになっても頑張って欲しい
清野菜々は演技派女優か?痛かったけど
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

恋愛映画として観るサイコパス鑑賞会したい
手が触れるシーンとか凄くロマンティックでエロティックだし、確かにその瞬間は心が通じていたのだと思いたいな

千年の愉楽(2011年製作の映画)

3.0

ギリギリに尖っていたいティーンエイジャー(って言っていいかな?!)たちの、青春は苦くて甘くてぐちょぐちょしていて(って言っていいのかな?!)、でもその刹那的快楽がなんとも美しかろなぁとおばあちゃん目線>>続きを読む

17歳の肖像(2009年製作の映画)

4.1

これも、タイトル「AN EDUCATION」で良かったのでは…?

そのほうが、人生間違っても軌道修正できるし若気の至りは勉強になるってメッセージを感じられて気楽に見れる…
つらすぎるよ、、、

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.7

タイトル、アデルの人生で良かったのでは…?

LGBTとか考えないでただ美しい恋愛映画って観てた

ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

5.0

ご存知の通り、顔だけのメンヘラと甲斐性なしの文筆家志望おっさんがセックスしまくる話

名作だから予告編だけでも泣ける❤
ベアトリスダルが最高にキュート
(随所に流れる回転木馬のメロディが、情緒不安で子
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.6

この人の作品はなんやかんやいっても最終的にみんな優しい。全員善人だけどうまく行かない世界って悲しい

「お会計シルブプレ〜」のシーンを7回くらい巻き戻して観た

愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.5

15歳の少年の性欲に基づくひと夏の仮初めな愛情が、永遠の結びつきになるって感動しちゃうよね

クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

4.4

映画ってやっぱり、楽しむためのものなんだなっておもった

アリソンもワンダもかわいくて超イカしてるし、ジョニデはひたすらかっこいい

最近ショーシャンクみたから刑務所のシーンでクライベイビーの貞操が危
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

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ドランの映画はやっぱり、気に入ったシーンを何度も巻き返してみたい感じ。マイマザーはペンキのシーンがそれ。MVみたいな感じに楽しんでる。

内容は究極の壁打ち映画、って感じだけれども、それが家族という不
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素粒子(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ヌーディー村FREEセックスお兄さんと天才童貞弟の性欲と支配欲のお話だった。フランス小説が原作でそれをドイツが製作したから最後までなんか違和感があったのかな…。
愛と性欲と恋人への支配欲は素粒子レベル
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みなさん、さようなら(2003年製作の映画)

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『婦人公論』7/11号特集「老後の安心を手に入れる」
「子どもに迷惑かけたっていいじゃない?」子どもがいるかどうか、よりも、どんな親子関係を築いたかがもっと大事なんですね!
っていう上野千鶴子のツイー
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天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

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ただただ美しくて切ない二時間半と、物語がグルンと動く興奮しまくりのラスト30分。
ラストもアレだからこの映画は信じられるのだなぁと。
愛を信じて疑わないし、ファムファタールに翻弄されるし、フランス映画
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