マイルズさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

マルチバースを扱った作品として納得感のある結末ではあったけどどうしても食い足りなさは感じてしまう。もっと戦闘シーンを観たかった。ユーモアもあまり刺さらず。エズラ・ミラーの一人二役の演じ分け、マイケル・>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.0

意外性のない展開が続いて楽しみどころがわからなかった。トム・クルーズはかっこいい。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

アニメ版未鑑賞。当たり前だけどみんな歌上手いし歌唱シーンは全部楽しかった。アリエルも悪くないけどアリエルをサポートするセバスチャンたちがあまりに愛おしくてセバスチャンたちを応援してしまう。アースラとト>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

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序盤で振り落とされてしまいずっとわからなかった。

星の子(2020年製作の映画)

4.0

原作で好きだった男子の天然発言シーンがあって良かった。一般的な家庭の話ではないのに青春ものとしても成立させられていてちょっと清々しさもある。岡田将生は爽やかだけど胡散臭い役がいつも上手い。唐突なアニメ>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

5.0

ウルリッヒ・ミューエの過剰でない演技が素晴らしい。体制側の勤勉な人間が芸術によって心を動かされ行動を起こす姿を説明過多にならずに描いていて重苦しい話ではあるが希望を感じられる。ラストシーンで泣いた。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.5

伏線なしの後付け設定だらけだけどそういうシリーズだからねと思って観ているので笑って受け入れちゃう。ジェイソン・モモアはシリーズで一番存在感ある悪役かも。前作では正直そんなに良さが感じられなかったジョン>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.0

思っていたより淡々としていたが事実がしっかり面白いので十分楽しめた。前例がないから厳しいよねということをとにかく熱意でどうにかしようとする話。賢く強いジョーダン母がかっこいい。マット・デイモンとクリス>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストはこれからもみんな力を合わせてやっていこうみたいになると勝手に思っていたので意外な終わり方だったが、利害関係が一致しただけの寄せ集め集団から家族になった人々の物語としてはこの終わり方がベストかも>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.5

ひどすぎて笑っちゃう状況がずっと続く。話の内容自体には現実味はそこまでないが、現実味を気にするタイプの作品ではない。少なくとも善人ではないが妹のことを考えていないわけではない兄の心情が丁寧に表現されて>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.0

ハリソン・フォードとショーン・コネリーの親子の掛け合いが気持ちいい。内容は過去作と変わらず特に難しいところはない。終盤に父が「インディアナ」と息子を呼ぶのがベタではあるが良い。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

最後にドアを開けた直後のセイディー・シンクの表情で泣いてしまった。ほとんどのシーンで険しめの表情をしているのに最後であれはずるい。ブレンダン・フレイザーとホン・チャウの距離感も良い。音楽は感動させよう>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.5

前作よりオカルトみもアトラクション性もマシマシ。トロッコの追いかけっこ楽しい。ヒロインにはあまり魅力を感じなかったがその分キー・ホイ・クァンが良かった。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

これくらい荒唐無稽だと愉快。観たことないのに何度も聞いた音楽は劇中で聞いてもやっぱり良い。アクションは所々ぎこちない。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.5

シリーズで1番話の強引さを感じた。めちゃくちゃ面白ければ多少の強引さも気にならないが、宇宙へ行くというスケールの大きさが話の面白さに直結しなかった。ハンが生きていたのは嬉しいが後付け感は否めない。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.5

今の時代にここまでのド直球の王道冒険ファンタジーをやってこんなに楽しいことあるんだと感動した。目新しさみたいなものはほぼない気がするが、ギャグやアクションの塩梅がちょうどよく飽きない。登場アイテムが戦>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.5

ヘリに持ち上げられないよう車を次々と連結させていくシーンはいいアイデアだと思った。雑なSF設定の敵が出てくるがこのシリーズはそんなことを気にして観るものではないとわかっているのでまあという感じだった。>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.5

途中までそんなに乗れなかったが終わりよければすべてよしという気持ちになった。緊迫感のある潜水艦のシーンでロシア語を適当に読むローマンが面白い。お守りしながら敵を倒すジェイソン・ステイサムを観れる映画と>>続きを読む

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.5

毎回あり得ないことばかりやっているシリーズだけどスケールがでかくなりすぎて笑っちゃう。塔から塔に車でつっこむの意味わからなすぎて面白い。ローマンのキャラが本当に好き。ドウェイン・ジョンソンにも見せ場が>>続きを読む

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

4.5

対戦車アクション楽しい~と思っていたらそれで終わりではなく飛行機まで出てきて笑っちゃった。ドウェイン・ジョンソンとヴィン・ディーゼルの共闘ゴツくて良い。主要人物にしっかり個性があるので退場してしまうの>>続きを読む

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

4.5

急にオーシャンズみたいな話になって面白かった。そうはならないだろみたいな展開もあるがこのシリーズは最初からそうはならないだろということをやってきているのでもう気にならない。ファミリーというテーマはベタ>>続きを読む

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.0

砂漠でたくさん車が追いかけてくるシーンは迫力があって良かったしその後のトンネルのカーチェイスも楽しかった。話は相変わらずありがち。

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.5

日本でロケしてるのに所々トンデモJAPAN描写があってツボ。ドリフトテクニックに焦点をあててちょっと師弟ものっぽい話になっているのが好みだった。レースシーンの迫力も3作目までで一番。釣りしてるおじさん>>続きを読む

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.0

前作同様ベタな話ではあるが、カーアクションはやや派手になっていて愉快。

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.0

音楽とカーアクションはカッコよかったけどストーリーはあまり刺さらず。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

凡庸な部分もあり冗長だとは思ったが楽しめる部分も多かった。露骨なブラックユーモアがかなり好み。島に漂着しても単純にヒエラルキーが逆転するだけでなくそれぞれの下品さが浮き彫りになるのが良い。ブラックコメ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

理解が追いついてないのに泣けてしまった。他のユニバースにいる自分の能力使って戦うアクションがかなり面白かった。全部は理解できてないけど単純な家族愛での勝利という感じではなくまあまあ複雑な論理が展開され>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

4.5

役者さんが病んでしまっていないか心配になるくらいすごい演技。少しずつ情報が開示されていく構成も良い。「自分がこの立場だったら」とずっと考えてしまうが、共感したとか納得したみたいな尺度で観るべきではない>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

かなり最後の方まで「演奏シーンはいいけど話が駆け足だしこの手の作品としてはベタな展開が多いな」という感じでそこまで乗りきれていなかったはずなのに最後10分間くらいずっと泣いてしまった。音楽も映像も良か>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

容疑者の女性に刑事が翻弄されて…みたいなよくある話をこんなヘンテコにできちゃうんだという驚きがあった。サスペンスが好きな人よりヘンテコ映画が好きな人におすすめ。映像表現も色々てんこ盛りで愉快。

バビロン(2021年製作の映画)

4.5

個人的には好きだけど嫌いな人が多いのも納得できてしまう内容。特にラストシーンは良い意味でも悪い意味でもズルいなと思う。冷静になるとそんなに中身のない話を良い音楽でごまかしているように感じるシーンもある>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

序盤のコズモのダンスとマイムが楽しすぎる。リナの小悪党っぷりも良い。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

コリン・ファレルの「ハァ?」がツボだった。仲の良かったおじさんの喧嘩という一見しょうもなさそうな内容から普遍的な問題を想起させる展開がすごい。美しい風景に歪んだ人間関係が映される作品が好きだなと改めて>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

こんなにエンタメ愛を爆発させておいて「現実が大事だ」という結論にいたるのはちょっとモヤッとするけど総合的にはとても楽しかった。IOIの研究班の人たちが立場関係なく喜んでしまうシーンが好き。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

深刻な話をエンタメに仕上げるのが上手かった。カメラワークがかなり好き。

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.0

題材が題材なのでそれはそうなのだけど、観客を舐めていない情報量とスピード感だった。登場人物たちも内容のノイズにならない程度に個性が感じられてちょうどいい。ハイドリヒがずっと笑顔だけど威圧感があって不気>>続きを読む